今日は秋田県横手市

今日は秋田県横手市で会議でした。

北上線を活性化させる秋田県と国と地元とJRの会議です。

会議に先立って横手市の高橋市長さんを訪問しました。
47歳の若手市長です。
年齢的に見て国鉄改革の頃のお話しはご存じないと思いますが、北上線をどうやったら有効に活用できるだろうかという点で、一歩進んでいる考えをお持ちの市長さんでしたので、本音トークをさせていただきました。

北上線って今の時代はあまり話題にもならない路線なんですが、とても良い路線で絶景区間も走るし、駅に温泉もあるし、豪雪地帯だし。
地元の皆様方がふだん使いで使うことには今の時代無理がありますが、新幹線に接続している絶景路線ですから、色々使えると思いますよ。
盛岡は今、外国人が一番行ってみたい町ですから、そこまで外人は来ているのです。


錦秋湖の絶景区間です。(撮影:川田光弘氏)
水の中に木が生えてるのわかりますか?
珍しい水没林です。

こういう路線は使い方ですね。

何しろ横手市から見たら、北上線は横手にお客様を運んできてくれる入口に当たる路線なのです。
横手の皆様方は大曲へ出てそこから新幹線で仙台や東京へ行くのが今の時代は当たり前かもしれませんが、自分たちが東京へ行く話ではなくて、都会からどうやってお客様にいらしていただくかを考えれば、北上線は使えると私は考えています。


小松川駅です。

列車は先日の豪雨災害で運休中ですが、きれいな花が咲いていました。
地域の方々が植えてくれているのでしょう。

地域の皆さんがこの路線を大切に思ってくれている証拠です。

今の時代は、本当に住民の皆様方はふだん使いで鉄道を利用しなくなりました。
でも、だからと言って無関心ではない。
この駅の花を見て、私はそう思いました。

そういう路線は何としてでも残していきたいですね。

何しろ新幹線に接続する絶景路線なのですから。

明日は花輪線を訪ねます。

それにしても暑かったですね。
秋田県横手市は35度。

皆様お体どうぞご自愛ください。