祝! 根室線開業100周年

今日8月5日は根室本線開業100周年だそうです。
根室の友人の鈴木一雄さんが教えてくれました。

100年前っていつかというと、大正10年なんですね。
私たち昭和30年代生まれにとってみたら、大正10年ってそれほど昔には感じません。
だって、子供の頃、おじさん、おばさんたちって大正生まれの人がたくさんいましたから。
でも、自分が60歳になると、子供の頃のおじさんおばさんは皆さん100歳近くになっているということで、根室駅も100周年ということであります。

今、根室線沿線の皆さんは鉄道を活性化するような取り組みをいろいろ行っていて、本当に頑張っています。

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皆さん、お元気でしょうか?
コロナがなければ行きたかったなあ。

そんな私に今日はお仕事をいただきました。

ABEMAPrimeというニュース番組への出演です。
以前にも呼んでいただいた番組ですが、今回はZOOMでの出演です。

ローカル線を廃止にしたい会社と、それは困るという地元。
ご意見をお聞かせくださいということでした。
もともと好きなことを言っても良い番組なので、好きなことを言わせていただきました。

「ローカル線って必要ですか?」
そう聞かれましたが、
「鉄道だけじゃなくて、その地域って必要ですか?」ってなりますよ。
と答えました。
日本は人口減少の時代に入っています。
そうなると全国津々浦々、すべての田舎の町が残れるわけではありません。
消えていく町と残れる町が出てきます。
では、その境目は何かというと、私は「今あるものをどうやって有効活用して這い上がっていくか。」が問われていると思います。
お金なんてないんですから、お金をかけずに今あるものをどうやって上手に使っていくか。

そう考えると、今目の前を走っているローカル鉄道をどうすることもできないような地域は、残れませんね。
これははっきりしていると思います。

こんなお話をさせていただきました。

ということで、8月15日は信越本線開業135周年です。
根室線よりも35年も早く開業しております。

そして、トキ鉄は何とか存続できないかと必死になって考えて行動している銚子電鉄と姉妹鉄道締結を行います。

皆様どうぞよろしくお願いいたします。