いすみ鉄道入社式

本日はいすみ鉄道の自社養成乗務員訓練生第3期生の入社式が行われました。
今年入社したのは男性3名女性1名の計4名の方々。
注目は紅一点の女性訓練生です。
私は男性とか女性とか、年齢とか国籍とかには全然こだわっていないのですが、世間の皆様的には女性が採用されたということがすごく話題になるようで、マスコミ関係の皆様方が朝早くから大勢取材に来てくれました。
彼女はママさんで、家族そろっての鉄道ファンで、特に子供が大の鉄道好き。
40代の女性が新しい世界にチャレンジしていくのは素晴らしいことだと思います。
男性3名が霞んでしまいそうですが、皆さんに頑張っていただきたいと思います。

[:up:]大多喜駅構内で新聞やテレビの取材を受ける3期生4名。
2年前に入社した第1期生は昨年の12月の国家試験に合格し、その後も継続して教官の下で訓練を続けてきましたが、ここにきてかなり仕上がってきていますので、この分では連休明けの見極め試験も問題なさそうです。
1期生の4名は開業当初からのいすみ200で運転技術を覚えてきましたが、2月下旬に新型車両のいすみ300形が入線し、その車両のハンドルを握ったことで、運転技術が飛躍的に向上したような気がします。
私自身も飛行機の操縦訓練生時代に経験がありますが、行き詰ったり壁にぶつかったりしたときに、操縦する形式を変えて見たりすると、「ああ、こういうことか。」と、前が開けるものです。
1期生4名が、ここにきて多客期にもかかわらず、落ち着いて乗務しているのはそういうことなんだなあと感じます。
ただし、いすみ鉄道は運転だけしていればよい会社ではありませんので、彼らにはこの4月から、乗車券販売の窓口業務を担当してもらう仕事も設定しました。
また、車両検修業務も大事な仕事ですので、週のうち半分乗務、半分内勤で窓口旅客案内業務または検査修繕業務についていただき、フルタイムで週5日働いていただくコースがスタートしています。
このまま行けば、いすみ鉄道のフルタイムの職員として働いてもらう予定です。
また、2期生は2人とも3月の学科試験に合格しましたので車両を使用した訓練に入っています。
1~3期生がそれぞれの段階で、それぞれに訓練を積んでいます。
皆さん、是非彼らを応援してあげてください。
よろしくお願いします。