Alternativeという考え方

今朝は仙台で目が覚めました。

朝のニュースを見ていたら焦りました。
「東北新幹線運転見合わせ。」
あちゃ~。

仙台駅に出向くと、7時半に運転再開したということでしたが、私が乗るはずの8時6分発の「はやぶさ1号」はまだ東京駅に停車中とのこと。

実は今日はお昼までに岩手県の宮古市に到着しなければなりませんでした。
岩手県の震災防災復興シンポジウムへの出席です。

盛岡9:40発の106急行バスに乗って、11:55分に宮古駅前に到着する計画です。

8時前の段階で乗るはずの「はやぶさ1号」が東京駅にいるのですから無理ですね。

「こまったなあ。」

でもまあ、何があるかわかりませんから私は常にオルタネーティブ、つまり代替案を頭の中に計画しています。
仙台駅前を8:00に出る高速バス盛岡行に乗れば10:20に盛岡着。
9:40分の1本あとの10:40のバスに乗り継げば、予定より1時間は遅くなりますが12:55には宮古に到着します。
シンポジウムは13時半からですから、何とか間に合いますね。
そもそも、何があっても対応できるように、昨日中に松山から仙台まで来ていたのです。

だから、あまり焦るということはありませんでした。

そうしたら、盛岡方面へ臨時列車が8時前に出るというアナウンスが入りまして、各駅停車の「やまびこ」が運転されるということでホームに上がりました。

全席自由席ですということでしたので持っていた切符でそのまま乗って9:10に盛岡着。
おかげさまで余裕で予定通りの106急行バスに乗れました。

そして無事に三陸防災復興シンポジウムに出席することができました。

実は昨日松山から大阪乗り継ぎで仙台に来ましたが、前日に仙台に来ていたのも、何かあったとしても仙台まで来ていれば何とか間に合うからという算段でした。
ところが、その大阪発仙台行の全日空が「仙台空港視界不良のため羽田空港に向かうことがあります。」という条件付き運航でした。

それでも羽田に到着すれば、東京駅朝6時のはやぶさ1号に乗れば何とか間に合うわけですから、どう転んでも何とかなるというのが私の行動思考。
「まあ、何とかなるでしょう。」と気楽に構えているように見えますが、一応、オルタネーティブ(代替案)は常に持って行動しているのは、航空会社出身の性(さが)でしょうかね。

オルタネーティブがないのはお財布の中身だけなのであります。

ということで本日夕方の宮古駅前。

こちらは43年前、中学3年生の時に訪れた時の宮古駅。

子供のころに来ている場所は、心のふるさとなんですね。

宮古は私にとって思い出の大切な場所なんです。