頑張れ受験生

明日は我が家の中学3年生の息子の受験日です。
うちには5人の子供がいますが、今回高校受験する息子が一番下。
長男はもう30を過ぎてますから、思えば長い子育て期間です。
最近は少子化なのか、あまりがりがり勉強するという雰囲気を感じません。
私は30年近く前に学習塾の講師をしていたことがありますから、受験のテクニックというものを理解しているつもりです。
大学受験というのはなかなか手ごわいものですし、中学から受験するのはもっと手ごわいですが、高校受験はほとんどすべての中3生が体験しますから、公立以外の行きたい大学があったら高校受験で付属校に入ってしまうのが一番簡単だと考えて、上の子たちは皆チャレンジ受験をして都内の大学の付属校に何とかもぐりこむことに成功しました。
でも、それは10年も15年も前の話で、昨今は少子化の影響なのか、チャレンジ受験をするという話はあまり聞きません。
それよりも、今の中3生を見ていると、推薦とか単願とかでそこそこの学校にうまく収まっていくようなんです。
それはそれで良いとは思うのですが、偏差値世代の真っただ中を生きてきた共通一次試験第1期生としては、なんだか拍子抜けというか、物足りない感じがしないでもないのです。
さて、そんな我が家の息子も、一応公立は受けるけれど、明日受験する私立の大学付属校が第一希望とのことで、今夜は出陣式ではありませんが、家族みんなで食卓を囲んでしゃぶしゃぶを食べて力を付けました。
うちの家内は、明日持たせるお弁当のおかずはトンカツに決めているようで、一生懸命仕込をしています。
実は今年は正月から忙しくてまだ初詣に行ってませんので、明日の朝、息子が試験に出かけたら成田山へお参りに行こうと、そんな親馬鹿な相談をしております。
息子よ。頑張れ!
ということで、息子にとっては試練の15の春ですね。
私の時は、C57135が室蘭本線のさよならSL列車をけん引して、国鉄から蒸気機関車が全廃した時が15の春でした。
懐かしいなあ、40年前ですよ。
そういえば、トンカツ弁当の仕込みをしているうちのカミさんとも出会ってから40年です。
あれから40年。
思えば遠くへ来たもんだの心境ですが、おじさんは今日も元気で生きています。