8月の報告 その他諸々

8月はパワフルスマイル切符のおかげもあって、たくさんのお客様にいらしていただきました。
ありがとうございました。
乗降人員だけでなく、売店売り上げも対前年比で大幅に上回り、目標数値もヒットいたしました。
取締役会で「大丈夫ですから。」と大見栄を切って21mもの大きな買い物をしてしまいましたので、数字が付いてこないことには心配で、夜の酒量が増えるばかりの状況ですが、とりあえず今日報告された先月の数字にホッとして、「さあ、飲むか。」の状態です。
私は、キハ52とキハ28を2両編成で運転することで、土休日に急激に増えてきた輸送需要に対応するとともに、昭和の観光急行列車を旅行会社にセールスして、団体旅客を誘致していきたいと考えています。
今のキハ52の1両運転では、団体旅客を観光列車に誘導することができないため、通常の列車に負担が集中し、車両故障が発生したりする原因になりかねませんので、分散化することで、ピーク輸送の均衡化を考えています。
今のところ、キハ28は大原方に連結となり、ボックスシート部分の一部を指定席として運用し、これにより、キハ52は全席自由席となる予定です。
キハ28の顔はホロ付の方が良いか、それともない方が良いか。
ヘッドマークは昭和47年の電化直前に付けていた小型の台形のも用意して、各種お楽しみいただけるようにしましょうか。
別に房総の列車にこだわらなくても、日本全国の急行列車の再現ができるのも国鉄形の強みですね。
2両編成になることでアテンダントも増員が必要になります。
若干名の募集になりますので、募集広告は出さないと思います。
どなたか希望者がいらっしゃいましたら、いすみ鉄道まで履歴書をお送りください。ただし1時間程度で通勤できることが前提となります。
この昭和のキハと並行して、ムーミン列車も増強していきます。
いすみ350形といすみ300形の2両編成で運転することで、定期列車での各種イベントが可能になります。
各種イベントとは、伊勢海老特急などのグルメ列車、フォークソング列車、ジャズ列車などの他、皆様方のご希望により、貸切り列車も新型車両で行います。
ただし、このようなイベント列車、貸切り列車は菜の花の時期などの繁忙期は運転することができませんので、閑散期対策商品ということになります。
今年度中に入ってくるいすみ350形は、201号車または205号車の置き換え用になりますが、今年度内一杯は置き換えとなる予定の車両が走行しますので、同じヘッドマークを付けた車両が走るのを防ぐために、350は年度内は「ニョロニョロ」のヘッドマークを付けて走る予定です。
どんなヘッドマークになるか、皆様どうぞご期待ください。
いやあ、それにしてもムーミン列車の人気はすごいものがありますね。
キハの方も28導入の発表で盛り上がっているようですが、実際の数字、売店売り上げという点では、やっぱりムーミンの力は大きいものがあります。
鉄道ファン諸君は、せっかくキハを2両にするのですから、ムーミンファンに負けないように頑張ってください。
(もっといすみ鉄道にお金を落とせという意味です!)
それから、数名の方から質問を受けていますが、オーナー、サポーター制度ですが、今後はキハ52とキハ28を統合して「いすみ鉄道国鉄形気動車オーナー・サポーター」という呼び方に変えていきたいと思います。
52、28、そしてそのうち30となる予定ですし、皆様の思いは同じだと思いますから。
それにしても8月はビール列車やお盆の臨時、その他出張などでかれこれ10日間も外泊生活で自宅に帰らずじまいでした。
そろそろ疲れが出てくる季節だと思ってますので、9月は適当に仕事をしようと思っておりますが・・・・
そうもいかないようで、5日には金沢へ行ってきます。
キハ28の検査整備がどこまで進んでいるか、皆様方も気になっていらっしゃると思います。
来週には報告できると思いますので、どうぞお楽しみに。