パンパンのパン

昨日は小海線の松原湖へ行きました。

松原湖という駅は昔から知ってましたが、松原湖という湖は行ったことがありませんでしたが、小海町役場を訪ねたら案内していただいたのです。

実に素敵なリゾート地でした。
これからの季節はいいですよ。
夏休みなら一週間ぐらい滞在したいようなところでした。

でもって、売店でパンを売っていたんです。
おやっ? と思いました。

パンの袋がパンパンなんです。

ヤマザキパンですよ。
でも袋がパンパン。

その理由は標高が高いからです。
当たり前なんですけど、面白い現象ですよ。

この辺りの標高は1200mほどあって、このパンは裏を見たらサンデリカの北海道旭川工場製。
で、しっかり密封されているからでしょうか。
気圧が低くて中の空気が膨張して袋が張り詰めているのです。

お菓子のシャトレーゼのバームクーヘン工場が松原湖の近くにあって、そこで全国に向けてバームクーヘンを焼いているんですけど、逆に言うと、ここで焼いて袋詰めにされたバームクーヘンは下界に降りると空気が抜けてピタっとするのでしょうか。
だとしたら品質保持にはちょうど良いかもしれませんね。

コーヒーに入れるクリームって、気圧が低い工場内で作っていると聞いたことがあります。
使う時にシールをめくるでしょ?
あの瞬間に外から空気が入るから、中のクリームが外に飛び散らないようにするためだそうです。
標高の高いところに工場があるってのも、いいかもしれませんね。

と、せっかく松原湖へご案内していただきましたが、一番印象に残ったのがパンパンのパンでした。

小海町役場の皆様、ありがとうございました。

でもって、お家に帰ってきたら、パンパンじゃなくなってました。

そしてすでに私のお腹の中に入ってしまいましたよ。

久しぶりの小海線の旅でしたが、やっぱり、小海線は良いですね。