松山発 羽田行

松山発 羽田行 の日本航空に乗って帰ってきました。
松山といっても四国ではありません。
台湾の台北市内にある松山空港です。
機内で興味深いものを見ましたよ。
フライトマップの画像です。
全球地図に昼の部分と夜の部分が表示される例のアレ。

ふだんはサインカーブというか放物線を描いて昼と夜が分かれているのですが、今日のマップは、昼夜の境目がほぼ垂直になっていて ???
どうしてかわかりますか?
そう、明日は秋分の日。
何だか知らないけどふだんは23日の秋分の日が、今年に限って明日22日らしいのですが、秋分の日ということは昼の長さと夜の長さがほぼ同じになるのですから、全球マップの昼夜の境目も放物線ではなく垂直なんですね。
理科のお勉強じゃありませんが、「へえ~」と思いました。
私にとってはこの程度のことでも大発見でわくわくするのです。

さて、帰路の機内食は和食と洋食がありましたが、往路と同様迷わず洋食。
日本航空なのにどうして和食を食べないのですか? と聞かれたとしても、答えは・・・
ちなみに金曜の夜の羽田便のビジネスクラスは満席でしたが、私の周囲の日本人ビジネスマンは全員洋食をチョイスしてました。
日本航空と言えども、和食はその程度なんですよ。今の時代。
ご覧のように相変わらずワントレーで、前菜とサラダとメインディッシュが同じトレーでポンと出てくるサービスには違和感を覚えますが、写真のステーキはうまかった!
羽田空港から車で帰る私は、お酒が飲めませんので、グラスの中身はお水ですが、それでも十分においしくいただきました。
さて、松山―羽田は前回6月にチャイナエアラインで台風のため羽田空港に着陸できずに台湾へ引き返したことがありましたが、私にとってこの区間はどうもいわくつきのようで、本日も横風用の滑走路22番に着陸直前にゴーアラウンド(着陸やり直し)。
エンジンがゴーッとなって、グングン上昇していき、大井競馬場から品川―浦安―市原と飛んで、再び大多喜の方までぐるっと回って、木更津上空から今度は滑走路34Lに向かって27分遅れで着陸となりました。
ホームグラウンドの羽田で着陸復航するとはよほどのことかと思いましたが、最終進入で横風で煽られたのでしょう。機長が冷静に機内アナウンスをしてくれましたので、皆さんロスタイム気分で追加飛行を楽しめたと思います。
えっ? そんなこと思ってるのは私だけですね。確かに。
でも、羽田の滑走路22から上がって右旋回して東京湾を一周するコースは、ふだんでは絶対に味わえませんから、私には結構感激ものだったのです。

参考までにこちらが2日前に食べた羽田―松山間の機内食。
洋食のチョイスですが、台湾発が90点としたら、こちらは65点かな。
メインはハンバーグですよ。
信じられない。
そういえば昔、日本アジア航空に乗った時はメンチカツが出された記憶があります。なんてことまで思い出しちゃった。
いくら短距離路線とはいえ、前菜とサラダ、メインディッシュにスープまで一つのトレーでポンと出されては、本当に興ざめです。
まあ、おいしければそれでも良いのですが、おいしいと思ったのはカップに入ったオニオンスープだけ。ぬるめのスープでもおいしいと思ったぐらいですから、レストランで出されたらこのスープは最高かもしれません。
左のグラスの中身は芋焼酎の水割りですが、お酒の力を借りてもこのメニューは完食できませんでした。
何でもおいしくいただくことがモットーの私としたことが。
こういう機内食にあこがれていたころが懐かしく思い出される今日この頃です。
(日本航空さん、ごめんなさい。)