SE、NSE、LSE、RSE、VSE、GSE

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何だかわかりますよね。

今日、打ち合わせに行きました。

私はほとんど縁がない路線でしたが、昔からなんてエッチな電車が走っているんだろうって思ってました。
昔からというのは中学校で英語を習った時から。

だって恋愛特急、情事特急って電車ですからね。

そう、ロマンスカー。

子供のころから小田急のロマンスカーは知ってましたが、ロマンスというのは男女の恋愛をあらわす単語だと知った時から、「へえ、そうなんだ。デート列車なんだ。」と思ったことを思い出しました。

東京から箱根の温泉へ行く小田急電鉄の伝統の特急列車、ロマンスカー。
久しぶりに乗りましたが、いやいや、実に快適でカッコいい。
こういう電車が走る沿線に住むってのは、憧れますね。

鉄道会社があこがれの対象になると、沿線地価も上がるでしょうし、住民もそれなりの皆様方が集まってくるようになるのかもしれません。
路線の印象って大事ですよね。

このタイプの座席をロマンスシートと言いますが、これもロマンスカーが始まりでしょうか?
座席の間にひじ掛けが無いんです。
2人で仲良く乗って行くんでしょうかね。
60年以上も走っていると、いろいろなところにエピソードがあるものです。

エピソードと言えば、私の時代のロマンスカーはこれ。

SE車です。
見浪新宿の駅が移転する前の踏切。
後ろのビルはまだありますね。

厚木かどこかへ出かけたときに、ちょうどこの電車の時刻だったので、「よし、乗ってみよう。」と思って途中駅から新宿まで乗ったのです。
そうしたら、ロマンスシートを向かい合わせにしたおばちゃん3人組がいて、箱根の方から来たからもう盛り上がっているわけ。
そこに18か19ぐらいの私が空いている1席を見つけ、

「そこ、ボクの席なんですけど。」

おばちゃんたち、
「あら、そう。どうぞお座りください。」

10代のボクが向かい合わせにしたロマンスシートの1席に座らされて、

「どう? あんたも飲みなさいよ。」

とか言われて、煎餅とかイカ薫とか渡されて新宿まで乗ってきたのが私のロマンス。

「あなた、お願いよ。席を立たないで~」
じゃなくて、
「席を元に戻してよ~」
と言いたかったんですが、そうなると知らないおばちゃんとツーショットのロマンスになるところでしたから、そういう場合はわが身の不幸を恨むしかありませんね。

そんなことを突然思い出した今日の打ち合わせでした。

その後、新宿で別の会合に参加して、この方と3時間ほど懇親を深めましたので、千葉の自宅に戻ってきたら23時半。

現在時刻23:48。

日付変更線通過前で何とかブログを書いて滑り込みセーフでございました。

全国2万人の読者の皆様、たいへんお待たせいたしまして申し訳ございませんでした。