本日のお客様

本日は直江津D51レールパークに写真家の南正時先生がいらっしゃいました。

南先生は私がいすみ鉄道時代から応援していただいている方で、大変お世話になっていらっしゃいますが、実は、先生はヨーロッパの鉄道を日本に広めた第一人者でいらっしゃいます。

私は先生の本を読んで当時のTEEなどヨーロッパの特急列車にあこがれを抱いて、リックサックを背負ってヨーロッパを放浪した経験がありますが、その後、先生がお書きになられたヨーロッパの特急列車の図鑑を自分の子供に読ませて、「ミストラル」「ゴッタルド」など、うちの子供も電車が大好きになったのです。

ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、武田鉄矢さんが主演された「ヨーロッパ特急」という映画がありましたが、まるで「ローマの休日」を再現したような素敵な映画だったんですが、その映画を監修されたのも南先生で、その際に私が以前に勤めていた航空会社を利用されたことから、共通の知り合いもたくさんいるという不思議なご縁をいただいております。

先生はまた、寅さん映画の研究でも功績があり、寅さん映画に鉄道が登場するシーンを回想されて執筆されていらっしゃいます。

私も寅さん映画は全部見ておりますので、先生の著書も大変興味深く拝読させていただいております。

私が写真心に芽生えた小学生当時、先生のお写真を拝見して、他の鉄道写真にはない叙情的なカットに大変感銘して、大きな影響を受けた先生が、福井で開催されている先生の写真店の帰路にお立ち寄りいただきましたことは、大変光栄でございます。

南先生、本日はありがとうございました。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

私が先生に「413・455とD51というのはセットなんです。同じ時代に走ってた。だから皆様に413・455に乗って直江津のD51に会いに来てほしいんです。」と申し上げましたところ、先生が昭和44年に地元の武生駅で撮影されたカットをさっそくFACEBOOKにUPしてくださいました。

そう、ちょうどこの時代が直江津D51レールパークのテーマなのです。

レールパークの中にある413系電車の車内に、こんな中吊り広告が貼ってあるのに気づかれた方はいらっしゃいますか?

まんま、タイムスリップできるこだわりなのであります。

先生、本日はお越しくださいましてありがとうございました。
行き届かないところがたくさんあると思いますが、今後もいろいろ教えてください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。