買ってしまった。

先週、JR北海道の新型観光特急運転開始初列車に乗せていただきました。
目的地は富良野。
別に富良野には用事はなかったのですが、ラベンダーエクスプレスということで、富良野へ行くというので、私も自動的に富良野へ行ったのであります。

というのも、富良野は良いところですが、私にはあまり縁がなかったところなので、今まで4~5回ぐらいしか行ったことがありません。
4~5回行けば十分でしょうと言われるかもしれませんが、十勝にも釧路にも30回以上足を運んでいますから、わたくし的には富良野は初心者でありまして、連れて行ってもらったという感じなのです。

でもって、富良野行の列車に乗って富良野駅に降り立って、さらにそこから先にも連れて行ってもらったのですが、どこへ行ったかというと、そりゃ、富良野と言えばドラマでしょう。

いろいろなところへ初めて連れて行ってもらったのです。

家族で最初に降り立った布部駅。
無人駅になっていますが、撮影当時の写真が貼ってありました。

撮影で使われた家が保存してありまして、中にはいろいろな掲示があるわけですが、本当のことを申し上げると、実は私、このドラマほとんど見たことがないのです。

以前に富良野市の能登さんという市長さんとお話をさせていただいた時に、いろいろと撮影エピソードなどをお伺いしまして、市役所で写真も見せていただいたのですが、どうもピンと来ない。
まったく見なかったわけではなくて、ところどころ見た記憶はあるのですが、シーンが繋がらない。

同行のOさんは全部見ていて、どの回がどんなストーリーだったかほとんどご存じのようで、一生懸命お話をしてくれているのですが、やはりピンと来ない。

なぜかというと、Oさんは私より年下で、50代前半ですから、このドラマを放映していた時にちょうど青春真っただ中だったからだと思います。

ここに年齢のギャップがあるようで、私の場合は百恵ちゃんの赤いシリーズなら、白血病になったり、RHマイナスの血液型の人が飛行機の中に2人も居たり、おばさまがパリに居たりと、そのぐらいのことは覚えてるし、スチュワーデスの格好をした松坂慶子がフライトに遅れそうになって、単車の後ろに乗っかって羽田空港まで送ってもらうとか、そういうことは覚えているのですが、このドラマはそもそも見ていないので記憶に入っていないわけです。

Oさんは、北海道旅行中に帯広駅でちょうど撮影しているところに出くわしたことがあって、「出演しませんか?」と言われてエキストラで出たこともあるそうで、それは緒形拳の息子が走って来るシーン。
でも、テレビ見たら自分が出たシーンは全部カットされてて悔しそうなのです。

で、何でそんなに詳しく覚えてるんですか?と尋ねたら、DVDになっていて、全部持っているとのこと。
あぁ、それじゃあ詳しいはずだ。
そういうDVDがあるのなら、見てみたいな。

そう思いまして、撮影地巡りを終えて駅に戻るバスの中で調べると確かにある。
ちょっとお値段は張りそうですが、今から見るとしたらDVDを手に入れるしかなさそうです。

ということで帰りの電車の中でポチッ!

でもって、本日届いたのであります。

田中邦衛さんがお亡くなりになって、また少しドラマの需要がありそうですね。
少し時間がかかると思いますが、単身赴任の身ゆえ、じっくり見させていただこうと思っております。