チャレンジする駅弁

今日は高知県四万十市にある中村駅にお邪魔しました。

私たちの第3セクター仲間である土佐くろしお鉄道さんを訪問です。

昨年開業50周年を迎えた中村駅です。
約20年ぶりの訪問です。

中村駅と聞いて思い出すのはSLホテル。
確か私が小学校6年生ぐらいだったと思いますが、当時の国鉄中村駅構内に日本で初めてSLホテルができたのです。
それをテレビ中継で見て、「行ってみたいなあ。」と思った駅なのです。
そんなことをお話し申し上げましたところ、会社の皆様方に「そんな昔のことをよくご存じですねえ。」と驚かれましたが、憧れの場所というのは何十年経っても忘れないものです。
鉄道百年で日本中が盛り上がっていたころのことですが。

ここ中村駅の見どころの1つは待合室です。

素敵な待合室でしょう。

待合室から改札口を抜けてホームまで。
一体でデザインされています。
つまり、改札口という概念をなくして、ホームまで全部が待合室なんです。

この素敵な空間をデザインされたのは、実は実は、雪月花をデザインしていただいた川西先生なのであります。

だから、できるだけ早い時期に一度訪ねてみたかったのです。

ご対応いただきましたくろしお鉄道の皆様、ありがとうございました。

さて、私は昨日今日と高松に滞在しておりますが、ここ高松から中村までは乗り継ぎ時間を含めて片道4時間半かかります。
つまり本日は往復で9時間、特急列車に揺られて四国の対角線を行ったり来たりしたのでありますが、昨日も高知から高松まで乗りましたし、明日も高松から高知へ行きますので、四国フリー切符をずいぶん有効活用しているのであります。

そうなると食事も当然駅弁で、昨日今日と、駅弁を3個食しました。

▼その中で一番の驚きの駅弁がこれです。

カツオのたたき弁当!

えっ?と思いますよね。
こういう駅弁があるということは話には聞いていましたが、列車に乗る前にチラッとホームの駅弁屋さんをのぞいたら売ってたんです。
お昼のピークを過ぎた時間だったので、駅弁売りのおばちゃんが、「900円で良いから食べてみてよ。」
ということで400円値引きしていただきました。

こういう駅弁です。
お刺身ですよ。
今年初ガツオ!

大きな刺身が5切れ。
下には保冷剤が置かれています。
なぜたれが2つ入っているかはわかりませんが(同じ味なので)、たっぷりかけていただきました。

この駅弁は東京駅じゃあ無理だな。

お刺身を駅弁にする。
直江津でもやろう!
チャレンジです。

こちらは今日のお昼。
龍馬弁。

野菜系のお寿司の駅弁でしたが、おいしかったです。
嫌いなミョウガにもシイタケにもチャレンジしました。

ただ一つ残念だったのは左上に鎮座するエビ。
皮をむいていざ口へ運ぼうとしたら手が滑って床にポトリ。

え~~~~~っ。
エビ大好きなのに。

心残りです。

こちらが今日の帰りに買ってきた土佐かつおめし。
何がチャレンジかというと、この駅弁、税込みで500円です。

そう、500円。
税込ですよ。

そして納得のいくお味とボリューム。

この駅弁も駅弁というものにチャレンジしてますよね。
コンビニ弁当だとまぁ、当たり前の価格かもしれませんが、駅弁としては優れものです。
そして美味しかった。

四国旨し!
高知ヤバし!

さて、明日もまた列車に乗るのです。