急行列車のヘッドマーク

皆様ご存知のいすみ鉄道の急行列車のヘッドマーク。

主としてキハ28に取り付けて走っておりますが、このヘッドマークには法則があります。

 

土曜日:夷隅

日曜日:そと房

祝日及び平日運転:ヘッドマークなし

 

 

 

でも、同じ「そと房」でも2種類あって、小型のものと羽根つき台座の大型のもの。

どちらも昭和の国鉄時代に実際に走っていたものですが、だから、実にしっくりするわけです。

 

 

 

朝一の快速列車にはときどき「房総の休日」が付きます。

これは昭和30年代の列車です。

 

 

土日以外の祝日や平日のレストラン貸切時の運転の時はこうしてヘッドマークなしで走ります。

これもまた、つい最近まで、JRになってからも米坂線などのローカル線で見られていた列車です。

 

でもって、土休日の運転日ですが、実は雨が降るとこの原則が適用されなくなります。

ヘッドマークはいろいろ用意してありますが、ふだんの「そと房」「夷隅」以外のヘッドマークを取り付けて走るのです。

 

これは準急「房総」。

やはり昭和30年代の列車。

こちらは急行「水郷」。

昭和50年まで走っていました。

 

こういういろいろなヘッドマークを取り付けて走るのですが、これは雨の日。

つまり、雨が降ったらいすみ鉄道にいらっしゃいというサインであります。

 

 

また、特別なお客様にご乗車いただくときは、こんな感じでおもてなしをすることもあります。

 

そして、年末年始。

これまた楽しい時期になるのです。

 

 

 

つまり、懐かしの国鉄急行列車シリーズが登場します。

キハ58系気動車で運転されていた国鉄時代の急行列車は、今ではどこでも走っていませんから、いすみ鉄道の専売特許。

いすみ鉄道だけで楽しめる企画ということです。

 

そして、何が走るかは、その時のお楽しみなのです。

 

実は、私もわかりません。

乗務員に任せてあるのです。

 

今年も何か企んでいるみたいですけど、私にも教えてくれませんからね。

 

年末年始、12月30日~1月3日までは休日ダイヤで運転しますから、連日キハの急行列車が走ります。

 

ということで、今年も目が離せませんね。

 

楽しいいすみ鉄道で、年末年始をどうぞごゆっくりとお楽しみください。