ブロイラー直行便

Facebookをご覧の皆様方はすでにご承知と思いますが、本日は台湾高雄市に来ております。

 

台湾国鉄が秋の駅弁まつりを企画していましたので、それに顔を出そうと切符を予約したのですが、先日の特急列車の事故で駅弁まつりが中止になってしまいました。でも、私が既に手配していた航空券は超破格の切符でしたので変更もできなければ払い戻しもできない代物。ホテルも変更できない格安のお部屋ですから行かなければそのまま紙くずとなってしまいますので、やっぱり行こうということでやってきました。

 

私が入手した超格安の航空券というのは香港航空の成田ー台北往復。ビジネスクラスで燃料チャージと諸税込で60800円です。日本の会社だとエコノミークラスの格安切符で往復50000円プラス燃料チャージと税金というのが常識ですから、いかに安いかがお解りいただけると思いますが、香港航空は成田からは香港にしか飛んでいませんから、香港航空で台北往復ということは、当然香港を一度経由して飛行機を乗り換えるわけです。

ビジネスクラスですから座席もゆったりとしていますので長く乗っていても全然苦になりません。つまり日本の航空会社のエコノミーに乗ることに比べて、実質わずか数千円プラスするだけで台北往復で4回ビジネスクラスに乗れて、4回ラウンジに入れて、4回機内食が出るのですから多少遠回りして時間がかかったとしてもサンデー毎日の身ですから急ぐ旅ではありません。何だかおもしろそうなので乗ってみたのです。

 

実は香港航空を利用して台湾へ行くのは今回が初めてではなくて、去年も確か今頃乗っているのですが、この会社は飛行機は新しく、サービスは良いのにお値段が安いという穴場的会社で、まあ、安かろう悪かろうということがあるとすれば、香港で乗り継ぎ時間が15時間あって1泊しなければならないなんていう切符もあることはあるのですが、ネットをよく見ているとときどきおいしい切符が出てくるんですね。で、今回は乗り継ぎ2時間というちょうどよい切符がポンと画面に飛び出てきましたので、すかさず予約を入れたのであります。

 

 

さて、早朝の成田空港。

久しぶりの第一ターミナル。懐かしい北ウイングです。

 

 

15番ゲートに停まる香港航空の611便。

この景色は10年ほど前までは毎日見ていたアングルです。

 

 

さて、飛行機は香港経由ですが私にとってのブロイラー直行便は搭乗前にすでに始まっております。

ラウンジで朝カレー。

これから始まる旅に備えての準備運動ということで軽めにしておきました。

スパイスの良く聞いたおいしいカレーです。

 

 

 

 

さて、時間になりまして飛行機に搭乗です。

ビジネスクラスの座席はこんな感じ。

気を付けなければならないのは同じビジネスクラスでも機種によって座席が違うということ。

香港航空もこの後に出る便は小型の飛行機なので座席もフラットにならないタイプ。

日本の会社でも赤も青もそういう便がありますから、ご予約を入れる時はよく調べてからをお勧めします。

 

 

今日の飛行機はA330でしたが、香港航空では同じA330でも機体によって座席が違います。

この安全のしおりにBLNR/S/T/Uと書かれているのが面白いですね。

これは機体の登録番号で今日の機体はBLNUでしたが、4機がこの座席配置なんでしょうね。

 

離陸するとメニューが配られまして、私は日式をチョイス。

 

 

朝の便なのでまずフルーツが出てきました。

 

 

そしてメイン。サバの塩焼きです。

なぜかクロワッサンも。

竹の皮に包まれているのがご飯です。

朝ですからお酒はありません。

 

 

ご飯を食べて、映画を見て、少しうとうとしているともう香港に到着です。

 

 

眼下には香港島が。

実は私は香港は鬼門でして、15年ほど前になりますか。出張で香港へ行って、病気になって入院した過去があるものですから、今回も入国はせずにトランジットだけ。

香港島のあの辺りの病院に入院していたんだっけ? なんて考えていたら香港到着です。

 

香港も良いお天気です。

 

 

乗り継ぎ時間はラウンジで過ごします。

 

 

既に時間は午後1時過ぎ。飛行機の中でお酒を飲まなかったのでビールをいただきます。

 

 

一応サラダ。

 

 

ビールは2杯目。そろそろヤバくなってきたところで台北行の搭乗時刻。

 

 

 

 

こちらの飛行機の機内はこんな感じ。

同じA330でもこちらは1席1席が独立した感じです。

 

 

足元はこんな感じ。フルフラットになる仕様です。

 

 

 

わずか1時間半のフライトですが、きちんとウエルカムドリンクのサービス。

 

 

 

短距離区間でもきちんとホットミールが出るところは日本の会社も見習ってほしいですね。

 

 

 

先ほどとは逆のコースを飛んで、そうこうしているうちに台北桃園空港に到着しました。

 

 

すっかり日が落ちた桃園空港。

まだまだジャンボが現役で、ゴロゴロしていました。

 

今日はずいぶん飛行機に乗りましたね。

 

桃園到着後、私は新幹線で高雄に移動しました。

感覚的には羽田に到着して、品川から新幹線に乗って名古屋に来た感じですかね。

 

高雄着は21時。

 

今日はすっかりブロイラーな1日でございました。

 

 

1 個のコメント

  • 鬼門の香港、滞在時間が二時間だから被害も駅弁祭り中止程度で済んだのね。