いすみ200型のその後

2011年度にいすみ300形に置き換えられて引退したいすみ200型の203号車(旧パパママ号)と207号車(旧スニフ号)は、本来でしたら廃車されて解体されることになっていたのですが、私は長年活躍してきた車両が解体されてスクラップになってしまうことだけは何としてでも避けたいと思っていましたので、東奔西走して引き取り手を探しました。
そして、ある業者さんと出会い、何とか第二の人生を送ることができるようにとお願いしたところ、その業者さんのご尽力により解体されることなくミャンマーへ送られました。
で、現在の状況です。
日本で役目を終わった車両たちが海外でどのように活躍しているのかを研究されていらっしゃるSさんという方が、ミャンマーへ送られたいすみ203号車と207号車の現在の姿を写真に撮られて送ってきていただきました。

いすみ鉄道の塗装がかろうじて残っている状態の旧いすみ203。補修作業を受けてこれから全塗装に入るようです。

全塗装が終わったいすみ200型。RBEというのはレールバスエンジンということだそうです。
Sさんがお調べいただいたところでは、いすみ203がRBE2580、いすみ207がRBE2581になったとの事。
大多喜、上総中野といった行先表示はそのまま取り付けられているそうです。
貴重な情報をありがとうございました。
早い時期にミャンマーを訪ねてみたくなりましたね。
うれしいニュースを皆様と分かち合いたいと思います。