台湾鉄路節(鉄道記念日)

 昨日6月9日は台湾の鉄道記念日。
ということで、昨年姉妹鉄道締結させていただいたご縁でご招待いただきまして式典に出席してまいりました。


台北駅にある台湾鉄路管理局本社で歓迎の記念写真。
式典会場に入ると、日本各地からご縁のある鉄道会社の方々がご招待されていて、この座席に「美」を感じて、1枚パチリ。
こんなもの写してどうするの? などと野暮なことは言わないでください。
なんてったって、並み居る大手鉄道会社を前に、いすみ鉄道が最前列なんですから。



式典では周局長さんがご挨拶。そして優秀職員の表彰式です。
私と仲良しの秘書課の王科長さん(下段中央女性)も表彰されました。

こちらは由利高原鉄道の春田社長さん。
同時通訳のイヤホンを付けながら、会場の皆様の前でご挨拶です。

こちらは台日鉄道交流促進協会の峰雪さん。
功績をたたえられて表彰されました。

そして最後は日本の鉄道関係者が壇上に上がって記念写真。
私は前列右から4人目。左隣は春田社長です。



その後、同じ台北駅の中の会議室で周局長さんを囲んでの歓迎昼食会。
台湾の駅弁とフルーツ。最高でした。


そんでもって、周局長さんがご挨拶しているすきをみはからって「いすみ鉄道もなか」の登場。
旅するいすみ鉄道もなかですが、この日は台湾国鉄本社に乗り入れました。

とまあ、こんなことをして遊んでいると、周局長さんが気付かれて、こちらを向いてニッコリ。
台湾は国鉄ですから、そのトップである局長さんは日本で言ったら国鉄総裁に当たる偉い方。
でも、とても気さくで、私と同じ年ということもあって、結構ウマが合うというか、気が合うんですね。


だから、局長さんの席までいすみ鉄道もなかは乗り入れさせていただきました。
局長さんのお席でこんなことして遊べるのは私だけでございます。(笑)
他の皆様方は恐ろしくてたぶんできませんが、私は平気です。
後ろのプレートは鉄道開業128周年を記念して製作された記念品です。
すごいですね。
128年前に鉄道ができたんですから。
1887年代ですよ。
最初は未熟な軽便鉄道のようなものでしたが、その後、日清戦争の結果として日本の統治が始まると、1895年から本格的な鉄道建設が始まり、今に至るわけですから、基本的にはシステムは日本の国鉄時代と同じような感じなんですね。
東京駅と姉妹駅締結をした新竹駅など、当時の日本が建設した設備をいまでも大切に使用してくれていて、一部は文化財になっているのですから、何かにつけて歴史にいちゃもんをつけるような国とは全然違うわけです。
私は、お付き合いをさせていただくのであれば、自分のことに好意を持ってくれている人や、自分の功績を評価してくれる人とお付き合いをするべきだと考えていますから、台湾は最高のパートナーだと考えているのです。
そして、実際に思うことは、台湾人のものの考え方の方が、私たち(今の)日本人よりも、一歩先んじているということです。
台湾国鉄の皆様、ご招待いただきましてありがとうございました。
そして、式典にてお会いいたしました日本の鉄道会社の皆様、どうもお疲れ様でした。
私は本日(10日)別の仕事があった関係で、昨日の夕刻の便で帰国したため、晩さん会に出席できず失礼させていただきましたことをお詫び申し上げます。
これからもこの交流を通じて、日本国内でも仲良くしていきましょう。
これをご縁に、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。