愛川町へお邪魔しました。

今日は神奈川県の愛川町へお邪魔しました。
愛川町は新宿から小田急ロマンスカーに乗って本厚木に出て、そこから車で30分のところです。

[:up:] 新宿の京王デパートでは今日から「駅弁大会」が始まりました。
思えば2年前の今頃はここに泊まり込んで駅弁大会で伊勢海老と格闘していたんですね。

[:up:] 新宿からロマンスカーに乗車。
FACEBOOKに載せたら「美女と箱根温泉ですか?」などという人がいましたが、だったら良いよねえ。
私は一人でお仕事ですよ。


到着したのは愛川町文化会館。
愛川町商工会のお招きで地域の皆様へ講演です。
愛川町は神奈川県でも数少ない「町」で、人口は約4万人。
街道筋でもないところですが以前は養蚕が盛んで、今では工業団地を抱える「町」とはいえ「市」よりも大きなところです。
この愛川町は、今、唐木田で止まっている小田急多摩線の延伸を実現したいと、近隣自治体と連携を組んで「鉄道に来てほしい。」と言っているところなんですね。
私はいつも「鉄道なんかもういらない。」とか、「こんなものお荷物だ。」と二言目にはそう言われるローカル線の仕事をしていますから、今日お邪魔した愛川町のように「鉄道がほしい。」と言う地域へ行くと、とてもうれしい気持ちになりました。
愛川町の小野澤町長さんにご挨拶して「ローカル線の地域は、鉄道なんかもういらないと言われています。でも、ここは鉄道をほしがっていらっしゃるから不思議ですね。」と申し上げると、「変わってあげられたら良いですねえ。」と冗談をおっしゃっていらっしゃいましたが、発展している愛川町を見てみると、鉄道をいらないという地域に共通しているのは「廃れている」というのは確かなようですね。

帰りは鵠沼にいる妹に会うために小田急線で藤沢へ出ましたが、なんだかつまらない顔をした電車がやってきました。
小田急線は1年に一度どころか、数年に一度乗るか乗らないかの縁遠い電車ですが、私から見たら、小田急線といえばやっぱりこの色の電車ですね。[:down:]
本日お招きいただきました愛川町商工会の皆様、そして小野澤町長さんをはじめとする地域の皆様、どうもありがとうございました。
愛川町に鉄道が走るようになることを願っています。
明日は朝の新幹線で盛岡へ向かいます。