とんぼ返り? とんぼ帰り?

昨日は羽田から大阪でしたが、今日は大阪から羽田へ最終便の1本前の飛行機に乗って戻ってきました。
伊丹空港を19:57に離陸して、22:35に自宅に戻りました。
自宅と言っても明日早いので佐倉市ではなく大原の家に戻りましたが、大阪を8時に飛び立って2時間半で大原にいるのですから、みなさんには驚異的に思われるかもしれませんが、これが私のフットワークですから、マイペースなんです。
でも、こういうことをいつもやっていて病気になりましたから、明日、明後日は少しペースを落として、大多喜から出ずに仕事をしようと思います。
さて、本日、大阪で訪れたのは泉北高速鉄道という鉄道。
南海電車の高野線の中百舌鳥駅から分岐する14.3kmの第3セクター鉄道です。
第3セクターと言っても、いすみ鉄道のようなローカル線とは違って、大規模開発されたニュータウンの中をその名の通り高速で走る通勤通学路線で、地元の足として立派に機能している都市型鉄道です。

この鉄道は、大阪の方でしたらご存じだと思いますが、実は今、民営化を目指していて、株式の49パーセントを所有する大阪府が、外資に売却しようとして議会に否決されて、今、足踏みをしているところですが、まあ、外資系に売却というのは、相手は価値を上げて転売することが目的でしょうということは想像できますから、南海電鉄に経営をお任せする方が良いんじゃないかと、部外者としてはそう思います。
ただ、私が参考にしたいのは、第3セクターとしての身の振り方。つまり、将来のあるべき姿をどう求めていくかということで、がんばっている泉北高速鉄道さんからは教えられることがたくさんありました。
いすみ鉄道もここ数年でずいぶん価値が上がってきたと思いますが、どなたか20億ぐらいで買い取っていただければ、少なくとも働いている人は皆ハッピーになれるんじゃないかと考えるのですが、そういうことを考えていくことも社長の仕事なんですね。
ご対応いただきました大阪府都市開発株式会社のご担当者様、お忙しいところお付き合いくださいましてありがとうございました。
そういえば、本日の収穫をもう一つ。
この泉北高速鉄道と南海高野線に挟まれたところにありましたよ。
出雲大社が。
いすみ鉄道と同じ。
「ここにも出雲大社があった。」
って思いました。
なんだか繋がっていますね。
「ここには何もないがあります。」
も良いけれど
「ここにも出雲大社があります。」
ってのはいかがでしょうか。