台湾に行きたしと思えど、台湾はあまりに遠し。

先日はイギリスが遠いと申し上げましたが、近いはずの台湾も今では遠い国です。

数日前のことですが、台湾国鉄の南廻線の電化工事が終了し、最後まで残っていた普快車と呼ばれるローカル列車が廃止されたという情報が伝わってきました。

昔ながらの古い客車。
暑い台湾の南部にありながら車両は非冷房。
窓が開くのは当たり前として、乗客が乗り降りするデッキのドアも開けっ放し。

昭和の日本の国鉄では当たり前の光景でしたが、
「あれから40年!」

今でも台湾では当時の光景が見られるとあって、知る人ぞ知る大人気の路線として昨今では観光客であふれていましたが、「近代化」の名の下に、ついに廃止されてしまったようです。

本当なら、今年も何度も通っていたかもしれない路線ですが、行くことができないまま終了してしまいました。

私のパスポートのスタンプ。
最後の訪台は2019年12月10日でしたから、かれこれもう1年も行っていない。
他にも行ってませんから、パスポートそのものを使っていないことになります。

ああ、行きタイワン。

ということで、過去に何度も台湾国鉄南廻線を訪ねた時の写真をハードディスクから探してみました。


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楽しかったなあ。
皆さんと旅した台湾。

また台湾鉄道三昧の旅ができる日が来ることを願っております。

私としては廃止されてしまった南廻線の普快車もきちんと記録しておりますので、ご興味のある方はこちらにてご乗車ください。

PC458 台湾国鉄 普通客車列車パート2「南廻線」

パシナ倶楽部 台湾国鉄シリーズ
▲台湾だけでもこれだけ記録しているのは世界でも私だけなのであります。

11月にトキめき鉄道で行われた台湾国鉄ファンの皆様の同窓会。

台湾ファンの皆様、もう少しの辛抱です。

しばらくの間ご辛抱ください。

そういえば、2年ほど前にこんなYAHOOニュースを書いていました。

▼よろしければご一読ください。

なぜか? 台湾で一番「不快」な列車に群がる観光客の不思議。