皆様ありがとうございました。

今日は私の誕生日ということでたくさんの皆様からメッセージをいただきましてありがとうございました。

 

とてもお一人お一人にお返事を差し上げることができませんので、この場を借りて御礼申し上げます。

 

どうもありがとうございました。

 

50も後半戦に入ると、誕生日といっても正直うれしくはありませんが、今年上半期の締めくくりという意味で、「今年も残りわずかとなりました。」と、後半戦も頑張っていきたいと心を新たにする思いです。

 

今日は、思いもかけないことに、アメリカから団体のお客様がいらしていただきまして、お誕生日ソングを皆さんに歌っていただきました。

 

 

 

 

 

いすみ市が姉妹都市締結をしているアメリカ、ミネソタ州のダルース市から、学生さんたちがたくさんお越しいただきました。

いすみ市に来たからにはいすみ鉄道は切っても切れません。ぜひいすみ鉄道に乗っていただきましょうと代表の方が乗車体験を企画してくれまして、大原から大多喜まで乗車していただき、大多喜城をご訪問いただきました。

アメリカ人はローカル鉄道などほとんど知りませんから、とても喜んでいただきました。

 

鉄道の交流も、都市の交流もどんどん盛んになっていくようでうれしいですね。

 

さて、今年も残り半年になりましたので、気持ちを引き締めて頑張って行こうと心に誓いましたが、いすみ鉄道社長としても新しい任期が始まります。

一部インターネットでは、「社長は解任される。」と話題になっているようで、知り合いが皆心配してくれていましたが、そういう情報を本人が見て、「へえ、そうなんだ。俺、解任されるんだ。」と、まるで他人事のような思いでしたが、それは全く他人事であって、私は今まで通り、これからもいすみ鉄道の社長を続けてまいります。

ネットの情報というものは、受け取る側がきちんと取捨選択できなければ、情報化時代には生きられませんよ。

というのが、私の思うところであります。

 

早いもので2009年6月に就任してから丸7年。これまで、皆様方に応援していただきながら、いすみ鉄道の立て直しにがんばってきました。

そんな7年間の奮闘の結果、私としては、廃止を目前とした第3セクター鉄道「いすみ鉄道」を、廃止せずに、再生させるという公募社長になった当初の目的はすでに達成されていると考えております。

これから8年目、9年目を引き受けさせていただくからには、いすみ鉄道というローカル鉄道を、さらに次のステップへ進めていくチャレンジをするのが私に課せられた新しい使命であると認識しておりまして、取締役会でも合意されております。

今後、国や地域の財政がどんどん厳しくなっていく中で、将来的にも地域の足を守り、地域に様々な形で貢献できる存在として持続していくことが新しいテーマであります。

病気で命が消えそうになっていた病人を、何とか立ち上がらせることができた。ということが、この7年間に行ってきたいすみ鉄道公募社長としての成果であるとすれば、立ち上がった病人が、体力をつけて、さらに元気になって、独り立ちできて、再発しないような体質を作っていくということが、これからのいすみ鉄道社長のテーマになるということです。

 

そういう意味で、私の新しいチャレンジがスタートします。

会社としてはまだまだやらなければならないことがたくさんありますから、明日から一つ一つ取り組んでいくということです。

 

そしてこれは、いすみ鉄道という千葉県の房総半島の地域交通の問題ではなく、全国のローカル鉄道の問題であり、ローカル鉄道の問題ということは、全国津々浦々のテーマであるということです。

つまり、私たちが地域課題に取り組むことは、日本全体の問題に取り組んでいくということなのです。

だから、航空会社を辞めた馬鹿と言われようが、人生を賭けてチャレンジする価値があると私は考えています。

 

これからも当分の間、私の格闘は続きます。

そして、このブログもまだまだ続きます。

 

皆様、今後も引き続き、いすみ鉄道にご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。