人ごみ、人の波

今日は東京の会社と打ち合わせをしました。

 

電車に乗って東京へ。

 

おとといも都内に出ましたし、その前日も都内。

このところ何度か続いているのですが、今日は新しい発見がありました。

 

私は東京出身で、池袋が遊び場でした。

学生時代までは都会の人波をすいすいとかき分けて、それが当たり前のように生きていました。

それが、空港生活が長くなり、東京都民から千葉県民になってしばらくすると、都会の人込みを歩くときに、自分だけペースが違っていることに気が付きました。

いつの間にか歩くスピードが遅くなっていて、駅の地下通路などで、足早に歩く人たちにうまく合わせられない自分がいることに気づいたんです。

人ごみを歩くときに、やたら人にぶつかったりということが多くなりました。

簡単に言うと、田舎者になっていたわけです。

 

まあ、そうだろうなあ。当然だよなあ。

 

そう思っていました。

 

ところが、このところ、都会の人たちの様子が違ってきています。

 

人々の歩くペースが全体的にゆっくりになっていて、急に立ち止まったりする人もいて、ぶつかることが多くなりました。

 

今までは、自分が遅れ気味だったのが、最近は自分のペースが速いんです。

 

どういうことかというと、皆さん歩きながらスマホをやっている。

前の人、歩くの遅いな。

そう思うと、皆さんスマホなんですね。

 

私は田舎者ですから、歩きながらスマホをするなどという器用なことはできません。

何かある場合は立ち止まって横に避けて、スマホを使いますが、都会の人たちはみなさん器用に、歩きながらスマホをいじっている。

だから、歩くペースが全体的に遅くなっていることに気づいたんです。

特にエスカレーターの乗り降りなど。

 

別にそれがいけないとか、危ないから気を付けろとかは言いません。

 

ただ、「ああ、そういうことか」と気づいたのです。

 

ときどき、こういう発見がありますね。

 

私の目から見ると、都会の人の流れというものも、時代とともに変わってきているのです。

 

さあ、明日はどんな発見があるのでしょうか。

今から楽しみです。