台中の夜

今朝8時半の飛行機で羽田を飛び立ちました。
お天気が良かったので窓側の席の私は窓にかぶりつきでした。

富士山です。安政の噴火口がよく見えます。

中部国際空港。関空と同じように連絡橋で結ばれています。

霧島連山。新燃岳も見えます。
この地域にこれだけの火山が集まっているのは上から見ると恐ろしいほどです。

霧島連山から2分も飛べば鹿児島空港上空。
ということは桜島の真上を飛ぶコースです。
こうして羽田から3時間半ほど飛行した私は、台北の松山空港に降り立ちました。
今回の目的はもちろん集集線。
姉妹鉄道締結を機に日本の鉄道ファンの皆様方がいつ訪ねてきても良いように、集集線の始発駅、二水の駅と打ち合わせです。



二水駅の駅舎の隣に観光案内所があって、そこに勤務する陳さんという女性です。彼女は日本語ができますから、とりあえず二水に降りたら集集線に乗る前にこの案内所を訪ねてください。
陳さんは休みの日もありますが、集集線はもちろん、周辺観光地の日本語版パンフレットも完備していますから安心です。
いすみ鉄道は今、集集線と乗車券の相互利用の準備をしていますが、それはあくまでも会社と会社の契約の話で、私はやっぱり人と人とのつながりが大切だと考えていますから、こうして直接会話をして日本の鉄道ファンの人が訪ねた時に親切にしてもらえるようにお願いしているのです。
まあ、私がお願いしなくても台湾の人は皆親切ですから大丈夫なんですが、「いすみ鉄道の社長から聞いてきた」とおっしゃっていただければ、大歓迎してくれます。

ということで、今夜は台湾中部の都市、台中市のホテルに泊まっています。
外は雨だし一人だし、夕食は台中駅の駅弁にセブンイレブンのサラダとおでん、そして台湾ビール。
しめて800円なり。
時々出張に出かけるサラリーマンの皆様なら、「せっかく来たのだから」と羽を伸ばすのでしょうが、出張が日常の私は、たいていこんなもんですよ。
いすみ鉄道社長の食生活はこんなもんでございます。
(これでも私にとっては贅沢なんですが・・・)
いすみ鉄道社長のクリスマスです。
入国審査で90日間滞在の許可をくれましたが、今回の台湾滞在は本日1泊のみ。
明日は台北から福岡へ飛びます。
ちなみにこの出張は会社の経費ではありません。
自腹です。
これだけ自腹を切ってるのだから、少しおなかが引っこまないかなあ。