春の雪

今日は1日家で仕事をしていました。
ふと気がつくと、午後から窓の外は雪。
もう3月も終わりだというのに。
そういえば、私が子供のころは東京にもよく雪が降りました。
最近は温暖化なのか、霜もあまりおりなくなりましたが。
子供のころは一面の白い世界を駆けずりまわったり、わざわざ列車に乗りに行ったり。
ダイヤが乱れてひどい目にあったりもしましたが、懐かしい思い出です。
今日は久しぶりにのんびりとした1日だったので、昔の写真をひも解いて、懐かしんでおりました。

[:up:] 上野駅を出る東北本線の普通列車。
いかついパンタグラフが特徴のEF57という電気機関車が引く旧型客車の列車。当時は盛岡や仙台まで直通する長距離各駅停車が結構走っていました。午前11時に上野を出る一関行きに乗ると、夜の9時過ぎに一関について、そこからさらに青森方面に普通列車が接続していました。

[:up:]上野駅を出る成田線の列車。成田線(常磐線経由)の成田行きは東京を走る最後の蒸気機関車が引く列車でした。佐倉機関区のC57が黒煙を吐いて発車していきます。

[:up:]総武線、下総中山付近を走るD51牽引貨物列車。そういえば、鉄道模型趣味(雑誌)の今月号は昭和40年代の下総中山駅を模型で再現していますね。
[:down:]同じ場所を走る急行列車。当時の房総の急行列車はディーゼルカーで大きなヘッドマークを付けていました。雪をかぶって「外房」か「内房」か「水郷」か「犬吠」の区別がつきません。この車両、キハ58系も今では日本に数台残るのみとなってしまいました。

全ての写真は昭和44年3月、私の先輩の山路善勝氏の撮影です。