長野駅9分停車の儀式

私がよく利用する北陸新幹線の「はくたか」

朝、8時30分に上越妙高を出る「はくたか554号」は後続の「かがやき」に道を譲るため、長野駅で9分間停車します。

8:53に「はくたか554号」が長野駅に到着。
その3分後に「かがやき504号」が到着し、約2分停車した後、8:58に発車します。
「はくたか554号」はその4分後の9:02に発車をするのですが、9分間停車するその時間を私は有効活用して儀式を行います。

その儀式というのがこれ。
ホームの立ち食いそばです。

9分間でそばを食べるとは、なかなかチャレンジャーだと思われる方もいらっしゃいますが、まず、準備段階として長野駅到着前に前方の車両に移動しておきます。
私はたいてい9号車に乗りますが、6号車まで車内を移動します。

ホームのそば屋は5号車付近です。
そして、小銭または千円札を用意しておきます。

大きなお金は両替を断られる可能性がありますから。

到着したらそば屋へ行って、自動券売機で食券を買います。
そしてカウンターに置いておばちゃんにそばを注文するのです。

ここまで到着から1分。
そばが目の前に出てくるまでに、到着から2分です。

残り時間は7分です。

熱々のそばを7分でどうやって食べるか?

そう思われる方もいらっしゃると思いますが、実はこのそば、タダものではないのです。

ほら、わかります?
このてんぷらの肉厚なこと。

おばちゃんはおそばの上にてんぷらを載せて、その上から熱々のお汁をかけてくれるのです。

かき揚げそば、420円。

これだけのかき揚げ天ぷらが載っていて、お汁にジュクジュク浸けると、当然ですがそばの温度が下がります。
そうすると熱々のおそばでも、サクサクと食べることができるのです。

まあ、少し急いでも3分あれば十分ですよ。
ゆっくり食べても5分です。

だから残り時間7分あれば全く問題ありません。

私が食べ終わって、「ごちそうさま」ってどんぶりを置いたときにちょうど「かがやき504号」が発車していきました。

それから「はくたか554」の発車まで、余裕の4分です。

でも、このおそば屋さん、営業時間が細かく区切られていて、私がそばを食べている最中のかがやき発車時刻に、おばちゃんは「営業終了」の表示を出しまして、券売機をOFFにしました。
次の「はくたか」「かがやき」の時間帯までは休憩時間のようです。

まぁ、でも、東海道新幹線じゃありませんから、次の電車まで1時間、ホームに人影が無くなります。おばちゃん一人で営業しているようですから、開けていてもしょうがないのでしょうね。

朝の時間帯は8時台、9時台はやってますが、ご利用いただくときは営業時間を確認してください。

ということで、私は「はくたか554」に乗って千葉の家に帰ってきまして、きょうは娘のところの孫の1歳の誕生日。

一升餅を背負わして大笑いしましたが、我が家にとっては6人目の孫です。

さて、明日は獨協大学で講義がありまして1コマ授業を受け持ちますが、その後、上越に戻ります。
高田駅前では「高田本町よるまるしぇ」という夜のイベントがあります。

そして土曜日は只見線沿線の会津柳津温泉で皆様の前でお話をさせていただきます。

土曜日はそのまま会津柳津温泉に泊まって、日曜日は大井川鉄道の撮影会に参加します。
(この移動がなかなか大変なんですよ。)

今週末も多忙な週末になりそうですが、お声をおかけいただけるうちが花ですから、今週末も頑張ってお仕事をさせていただこうと思います。

皆様、どうぞよろしくお願いいたします。