私のお弁当

FACEBOOKのお友達の方はご存じの方が多いと思いますが、私は毎日お弁当を持って会社へ行きます。

還暦親父の単身赴任。
自分で弁当を作って会社へ行って一人で食べる。

バブル世代としてはわびしく聞こえる方もいらっしゃると思いますが、実はやってみると結構楽しいものです。

お弁当を持って会社へ行く理由はこの春の緊急事態宣言。
お店がみんな休みになりまして、当時はとにかく外出することはダメ。
会食もダメ。
人に会うのもダメ。
ダメダメダメでしたから、お昼をどうしようか。
お店も片っ端から休業で、やってるところは3密だったりしました。
今は、第3派とか言ってますが、コロナとの付き合い方もだいぶわかってきたような感じがしますが、当時はとにかく何でもダメでした。

それとあとは個人的な問題。
私の世代は子供のころコンビニなどなくて、夜お腹が減ったら水呑んで寝るしかなかった。
中学のころカップラーメンというものができて、高校を出るころにコンビニがボチボチでき始めて、それでも今のように普及したのは社会人になってから。
そういう時代が当たり前だったんですが、今は24時間いつでも何でも手に入る。
コロナで緊急事態宣言が出て、いろいろ考えまして、好きな時に好きなものを好きなだけ食べられる生活というものをちょっと考えたのです。

子供のころは外食なんて多くて月に1~2回でした。
特別感があった。
うれしかった。
でも、今ではそれが当たり前。
当然のようにおいしいお料理が出てくる。

そういうことに疑問を持ったものですから、お弁当を作り始めたのです。

そうしたら、緊急事態宣言の発令から半年以上が経過しても、今でもお弁当を作るのが続いているのですから不思議ですよね。

でもって、数日前のこと。
上越市の「COCOLA」という情報誌の記者さんがやってきて、社長さんのカバンの中身を見せてくださいと言う。
聞けばそういうコーナーがあって、今までは上越市で活躍する女性が対象だったようなんですが、今度は男の人のカバンの中がどうなっているのかという企画らしい。

「いいですよ、どうぞ」

と言ってOKしたんですが、そのかばんの中にお弁当が入っていて、「へ~」っと記者さん。

社長さん、自分でお弁当作ってるんですか?
へ~。

とても興味を持っていただいて、写真をバチバチ。

あのねえ、そんなに大したもんじゃないですよ。
60親父の手弁当ですから。

と、この時のお弁当がこれです。

鮭めし。
がんもどきの煮物。
魚肉ソーセージとキャベツのソース炒め。
サラダとフルーツ(バナナと梨)
ご飯は玄米半分

私、油揚げやがんもどきとかを煮込んだのが好物。
自分で麺つゆと砂糖と酒とみりんを入れて5~6分煮るだけですが。
それと魚肉ソーセージとキャベツを炒めてウスターソースで味付け。
これもうまいですよ。
ウソだと思ったらお試しあれ。

ということで、こんな取材を受けたのであります。

掲載は12月号だそうです。

ココラ
▲詳細はこちら。

上越、妙高、糸魚川の皆様は郵便ポストに届くようです。
うちにも毎月入っています。

それ以外の地域の方は、どうぞお問い合わせください。
多分有料購読も可能だと思います。


ちなみにこれは昨日のお弁当。
鮭を雑穀米の上に載せました。
鶏のささ身にチーズを挟んでソテーしたのと春雨のチャプチェにウインナー。


こちらは今日。
残りご飯をチャーハンにして、あとは冷凍食品の揚げ物。
オカズの下にはキャベツのソース炒めが敷いてあります。
シイタケをソテーして添えました。
作ってみて、あまりにも茶色系だったものですから、冷凍のブロッコリーと冷凍の枝豆。
プリンは4連なので4日間続きます。(笑)

明日は出張なのでお弁当を作る必要がありません。
ちょっとだけホッとしている今宵です。