あなたは赤組? それとも青組?

今日は10月11日。

ネットを見ていたら皆さんトライスターの日だといわれています。
トライスターって、飛行機の名前。
もう20年以上も前に現役引退していますから、知っている人も少ないかもしれませんが、「ジャンボ」がボーイング747型機の愛称だとすれば、「トライスター」はロッキードL-1011という名前の飛行機の愛称なのです。

で、型式名がL-1011だから、10月11日の今日はトライスターの日。
らしい。
ジャンボがB‐747。トライスターはL-1011。
他の飛行機は767とか320などと呼ばれますが、ジャンボとトライスターには愛称がついていたのです。

10月11日はトライスターの日。
まぁ、お好きな方々が勝手にそう名付けているだけですから、実際にはそういう日ではありませんが、私もトライスターという飛行機は好きな機種ですから、「じゃあ、今日はトライスターの日だ!」ということで、納得しようではありませんか。

何しろ、トライスターは1975年に私が人生最初に乗った飛行機なのでありますからね。

当時中学3年生になろうとする春休みの4月2日。
私は一人で羽田発札幌行の全日空51便に乗って室蘭本線の蒸気機関車を見に行ったのでありますが、その時撮影したカットがこれ。
機体番号JA8509。

この8509は1974年に導入されてから1995年に運用から外れるまで長年全日空で活躍し、全日空の発展に大きく貢献した機体だと私は考えていますが、その飛行機が私が人生で最初に乗った飛行機だと思うと、今でもうれしいですね。
国内線でしばらく飛んだあと国際線用に転用され、香港便に使用されているのを成田でよく見かけましたが、最後は国内線に戻って、1995年の年末まで全日空で活躍した最後の1機。私が乗ったのは引退直前の1995年11月、鹿児島-羽田線なので、もう28年も前になるのです。

ということで本日のタイトルは「あなたは赤組? それとも青組?」
赤は日本航空で青は全日空ということですが、最近ではこの呼び方もだんだんと定着してきたようで、ネットなんかでも見受けられるようになりましたが、10年ぐらい前にはほとんど聞かれることはなかった呼び方でした。

私は子供の頃、と言っても飛行機に興味を持ったのは中学生の頃で、代々木の塾への行き帰りに、池袋の日本旅行の旅行センターに立ち寄って毎月の時刻表をもらってくるようになってからですが、その頃の私は大の全日空ファンだったのです。

それが今では熱心な赤組応援団になっているのですが、なぜ私が青から赤へ転向していったのか、そのあたりの経緯を実は5年ほど前のYAHOOニュースに書いておりますので、よろしければご一読ください。

▼2019年3月21日のYAHOOニュース
全日空が大好きだった昭和の少年時代のお話

航空会社ばかりではなく、鉄道会社もそうですし、百貨店やスーパー、不動産会社など「この会社を応援したい。」という気持ちになっていただけるかどうかが、私は企業にとって大切なことだと思っていますが、地元の鉄道会社がそういう対象になれれば一番良いですね。

鉄道会社で言えば私は子供のころから東武東上線ファンで、30過ぎてからは一貫して京成ファンでありますが、地元の会社が愛着を持てる会社であるということは、ありがたいことだと私は考えています。
そうじゃないところもたくさんありますからね。