懐かしの木原線 2

いすみ鉄道では来年3月に迎える開業30周年記念に合わせて、各種記念乗車券などを発売しようと考えておりまして、今、当時の写真を発掘いたしておりますが、先日、当時中学生だった皆様方が撮影された写真をご紹介しましたところ、今度は鴨川市にお住いの鉄道ファンの方から、懐かしい貴重な写真をお送りいただきましたのでご紹介させていただきます。

この方は私と同じ57歳ということですので、いすみ鉄道開業時はすでに27歳。ということは昭和40年代の木原線の写真もありまして、実に驚きなのであります。

 

昭和49年1月撮影 大原駅

キハ26-409+キハ17。

房総東線(外房線)電化後も木原線にキハ26とキハ17が入線していたという証拠写真です。

それもキハ26の方はグリーン車格下げの400番台。

お隣のキハ17と比べると乗り心地は雲泥の差だったでしょうね。

キハ26にはタブレットキャッチャーが取り付けられていますから、本線の急行用としても使われていたことがわかります。

総武本線の銚子電化が昭和49年10月でしたから、電化直前の車両の動きはなかなか複雑だったのかもしれません。

いずれにしても準急用気動車キハ26の房総での最晩年の姿だと思います。

 

大多喜城を見ながら第4夷隅川橋梁を渡る列車  昭和53年8月撮影

首都圏色が使用され始めたころのキハ35とツートンのキハ17の2両編成です。

今は樹木がずいぶん大きくなってしまいましたので、同じアングルではこんなにワイドに撮れなくなっています。

(左の車両はキハ35だと思いましたが、よく見るとトイレの窓がありませんのでキハ36ですね。)

新田野付近を走る2両編成。   昭和54年8月撮影

翌年になるとキハ17も首都圏色になっていました。

キハ17は昭和55年まで使用されていたそうです。

 

さてさて、本当はもっともっとたくさん紹介したいのですが、もったいぶって小出しにすることにしましょう。

それだけ貴重な写真ですからね。

 

いすみ鉄道では、木原線時代の写真、いすみ鉄道開業当初の写真、千葉県内の気動車列車、蒸気機関車列車、旧型電車、急行電車などの国鉄時代の写真を発掘しております。

お持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お送りください。

 

写真をお送りいただく場合は

CDーRまたはDVD-Rに焼いていすみ鉄道社長宛てに郵送をお願いします。

インターネット、メールでの送信は解像度の問題で印刷、展示等に使用できない場合がございます。

また、写真をお送りいただく場合は、いすみ鉄道、いすみ鉄道応援団、その他のいすみ鉄道関係団体がその写真を使用することにご承諾いただいたものとして取り扱います。

その際、基本的には撮影者のお名前を併記させていただきます。

また、各写真に付きまして、使用するかどうかの判断はこちらで行いますが、できるだけ解像度が高く発色の良い状態でお送りください。

 

以上、同意できる方のみお送りいただければと思います。

 

あなたのアルバムに眠る貴重なお写真をお待ちいたしております。