そうは桑名の・・・・

昨年の7月23日に三重県桑名市の議長さん、市議会議員の代表団の方々がいすみ鉄道の視察に来られました。
私の話を直接聞きたいということで、2時間ぐらいいらっしゃいましたでしょうか。
昨年7月23日のブログはこちら
その時のお話の内容は、近鉄から分社化した養老鉄道のこと。
今後どうしたらよいか、アドバイスをしてほしいということでした。
養老鉄道は完全上下分離の鉄道ですが、下の部分を近鉄が持っていて、大きな赤字だから廃止にしたいという意向があるらしい。
このままで行ったら廃止になってしまう。
そのようなお話でしたので、私は、養老線は元国鉄ですから、近鉄の他の路線と線路の幅も違います。車両の検査等にも搬出するだけでお金がかかりますから、赤字と言ったって、そういう費用が全部乗っかって来ているんじゃないでしょうか?
地方鉄道の場合、行政が積極的にお金を出すということが、今求められているわけですから、近鉄と仲良くして、行政がお金を出すシステムを作れば、養老鉄道は問題なく存続できますよ、と申し上げたんです。
だって鉄道廃止にしてバスにしたら、鉄道維持するよりも多くの補助金が未来永劫かかるわけですから。
いずれにしても行政がお金を払わなければならないのなら、鉄道として残しておくのが今の時代の流れですよ。
そうしたら本日、こんなニュースが入ってきました。
養老鉄道 2017年 沿線自治体などが新法人を設立(のりものニュース)
桑名の議員さんたちはさっそく動いたみたいですね。
さすがですね。
7つの自治体をまとめてわずか1年半で新法人設立です。
このぐらいのスピード感がないと、地方はどんどん時代から取り残されていきます。
ところで、桑名といえば本多忠勝公です。
大多喜と同じ。
ていうか、向こうが本家ですが、これをご縁にいすみ鉄道も頑張らねばなりませんね。
どうして私が養老鉄道に詳しいかって?
だって上下分離直後に沿線くまなく歩いてますもんね。

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全線くまなくご覧になれますよ。
百聞は一見にしかず。
わかったようなことを言ってないで勉強しなくちゃ。