今日は南会津へ行ってきました。

今日は福島県の南会津町へ行ってまいりました。
駅で言うと会津鉄道の会津田島駅です。
会津は中学生のころまでC11が走っていたあこがれの場所でした。
当時、東京から会津へ行くためには23時50分に上野を出る急行「ばんだい」というのに乗って朝5時に会津若松に着くというのが貧乏学生の定番でした。
その会津に朝出て、今戻ってくるという強行軍とはいえ、浅草から東武特急に乗って野岩鉄道に乗り換えれば日帰りができるのですから革命的ですね。
会津田島を訪ねた目的は福島県南会津振興局が主催する「鉄道活性化講演会」に招かれたことで、いつも仲良くしていただいている国交省鉄道局の三森さんと、ひたちなか海浜鉄道の吉田社長さんと3人で参加してきました。
福島県と助け合うことも大事だと思いますし、いすみ鉄道を宣伝することも大事な仕事なのです。
南会津地域は雪深い山奥というイメージがありますが、鬼怒川温泉から1時間ですから、日光観光や、塩原温泉と合わせて観光コースを組めるなどの利点があります。そこへローカル線を組み込めば、東京からの集客が見込めると思います。
まして今年は大河ドラマの舞台ですから、列車にも大きなラッピングがしてっあって、2月の平日にもかかわらず、昼間の列車には多くのお客様が乗っていらっしゃいました。
会津地方の皆様方に、いすみ鉄道の取り組み事例が参考になったか少し不安ですが、とりあえず役目を果たしてまいりました。
それにしても、会津に出かけて、おいしいものも食べず、お酒も飲まず、温泉にも入らずで帰ってきてしまったのが何とももったいないところですが、来週には会津柳津へ呼ばれていますので、今度は1泊しようと考えています。

ひたちなか海浜鉄道の吉田社長さんの講演です。


帰りの電車は18時10分発の新栃木行。鬼怒川温泉でスペーシアに乗り換えました。
本日はたっぷり電車に乗った1日でした。
南会津の皆様、ありがとうございました。
吉田社長、今頃おいしいお酒を飲んでるんだろうなあ。(ひとりごと)