明日は会津に行きます。

明日は久しぶりに会津へ行きます。
会津金山町の観光協会に勤務する方が、実は以前に成田空港で働いていて、香港駐在なども経験している国際肌の方で、現在、一部区間が災害不通となっている只見線を何とか復旧させて地域の活性化にしようと、金山町の中心となって活躍しています。
その方のご縁で、ローカル線を抱える奥会津の人たちを応援に行こうと思いまして、お伺いするわけです。
私の世代の会津といえば、首都圏から一番近くで蒸気機関車が走る路線として憧れの地でした。昭和46~48年頃の話です。
同級生の小川君のお父さんが会津の出身で、田舎へ帰るときに蒸気機関車に乗っていくという話を聞いたのを思い出します。
「会津のどこ?」って聞くと、「水沼」だというので、「ああ、只見線だ!」って答えると、お父さんはとても驚いて、「何で知ってるんだ? 凄いなあ。」と褒めてくれました。
今でも只見線には時々SLが走りますが、当時からC11が客車を3両引いて川沿いを走る姿にあこがれたものです。
そうですね、只見線、会津線(現会津鉄道)、そして日中線(喜多方―熱塩 すでに廃止)は私にとってローカル線の原点のようなところといえましょう。
今では会津へのルートは浅草から東武線、野岩鉄道、会津鉄道のルートが一般的なようですが、明日は国鉄時代のルートにしようと思います。
新幹線で郡山へ行き、磐越西線で会津若松。そこから只見線に乗り換えて会津川口まで行きますが、朝東京を出て着くのが夕方ですから、本当に遠いところですね。
(新幹線がなかった当時は会津若松は夜行列車で行く場所でしたね。)
そして、途中に数か所大きな誘惑が仕掛けられているような予感がするのです。
郡山か会津若松か、乗換駅ではカップ酒か缶ビールを買って乗り込みたくなりますよね。
応援に行くのに到着した時に酔っぱらっていては話になりませんが、これが私にとっての「誘惑」。
どうか誘われませんように、と自分の心との葛藤しながら道中になりそうです。
金山町の皆様、お会いできるのを楽しみにしております。
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