NIIGATA TRANSITION

今日は新潟へ行きました。
新潟というところは、成田空港に勤務していた時はとても身近に感じる場所でした。
成田空港のような大きな飛行場から離陸する飛行機はSID(Standard Instrument Departure 標準計器出発方式)と呼ばれる出発ルートが方面別にきめられていて、規則正しく飛行していきます。
成田からヨーロッパへ行く飛行機は、成田空港を離陸すると千葉県の関宿にある無線標識を目指して飛び、その後新潟を経由して日本海に出て、ロシアへ向かいます。
管制塔から出発許可をもらうときは、たいてい
Clear to LHR airport via Sekiyado 4 departure Niigata Transition, then flight planned route.
Maintain 7000 until Sekiyado.
このように指示を受けます。
セキヤド4(SIDの名前)で出発して、新潟を経由して、フライトプランのルートに乗りなさい。
関宿までは7000フィートを維持しなさい。
こういう意味です。
成田から北に向かって離陸すると、百里の空域と羽田に降りる空域が交差する複雑な空域があります。
そこを通るのですから、関宿にある無線標識を通過するまでは7000フィート以上に上がってはいけませんよ。
ということです。
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、成田を離陸してヨーロッパ方面に向かう場合、離陸後しばらくするとエンジンを絞って数分間水平飛行を続けますが、それが関宿を通過するまでの間です。
そして関宿を過ぎると北に進路をとり、新潟へ向かうというわけです。
帰りも日本海から来た飛行機は新潟から日本に入ります。
だから、新潟は日本の玄関口。
ふつうに日本で生活していると、新潟というところをそういう風には見ないでしょうが、航空関係者にとっては新潟は重要な地点というわけです。
私はもちろん新幹線で行きましたが、新潟滞在時間はわずか4時間ほど。
日帰りですからお酒も、おいしい肴も、?もナシの新潟でした。

[:up:] 東京エコールという会社のIT総合フェアに呼んでいただきました。
東京エコールさんは、私が就任した直後からいすみ鉄道を応援していただいている会社です。
本日もありがとうございました。

[:up:] 新潟駅にて。
こういうものを見てカッコいいと思う子供たちは、大人になったら人生でどういう作品を作るのでしょうか。
私にはゲテモノにしか見えないのですが、そういう点ではイケてます。

[:up:] でも、やっぱこちらでしょうね。
この車両も出た当初はボンネットに比べると不評だったのを思い出します。
一つのことを長年やっているというのも、面白い見方ができるものです。