先週の火曜日、公益財団法人 日本生産性本部様にお招きいただきまして、CFO戦略研究会のモーニングセミナーでお話をさせていただきました。
このCFO戦略研究会というのは、名前を聞けばだれでも知っているような優良企業の財務、経営企画担当重役の皆様方の勉強会で、一橋大学商学部の伊藤邦雄先生がコーディネーターを務める研究会。
都内のホテルで朝8時から朝食を採りながら難しい勉強をされていらっしゃる会議です。
そんなところに何で私が呼ばれて、皆様方の前でお話をしなければならないのか、不思議というか、「えっ? 冗談でしょう」というぐらいアンビリバボーな出来事なのですが、演題は「ローカル線のイノベーション ~いすみ鉄道、再生への戦略~」とのこと。
千葉県旭市ご出身の伊藤先生の手ほどきで、何とか恥をかかずにこなすことができました。
でも、おかしいと思いませんか?
日本生産性本部というところが、長年一番生産性が低いとされてきたローカル線にスポットをあてて、その取り組みを勉強したいなんておっしゃるのですから。
それも、世界的に有名な優良企業10数社のCFOの皆様方ですよ。
世の中で何が起きていて、どういう方向性に行こうとしているのか。
私は、自分がやっている非常に生産性が低いローカル線の活性化という仕事が、決して間違えてはいないのだということを勉強させていただき、何となく嬉しく思いました。
それにしても、皆様方、早朝から朝食を採りながらの勉強会ですよ。
一流企業の重役の皆様方がこのように勉強をしているのですから、中小企業や零細企業はよほど腰を据えてかからないと太刀打ちできるわけがありません。
世の中こうして動いているのですね。
私は遅刻するといけませんので会場となるホテルに前泊をして、何とか無事に終了することができましたが、前泊ということは東京の友人を呼びだして前の晩にしこたま飲んでいますから、やっぱり朝の会議は冷や冷やモノですね。
伊藤先生はじめ、お招きいただきました日本生産性本部の皆様、ご出席いただきましたCFOの皆様方、ありがとうございました。
私は長年ヨーロッパの会社にいましたから、現在はCSRが求められている大切な時代だということを理解しています。
地域貢献ということをお考えでしたら、いすみ鉄道は最適な素材となります。
1億でも2億でもお持ちいただければ有効活用させていただきますので、いすみ鉄道へのご用命をお待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。 (なんちゃって・・・)
都内のホテルでの朝食会の席です。左奥に私が座りお話をさせていただきました。
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