日常の中の非日常

観光は非日常体験だと言われています。
確かにそうですね。
いつもと違う体験ができるのが観光ですから。

でもね、私のような生活をしていると、実は毎日が非日常なんです。

房総半島に9年いました。
東京生まれで東京育ちの私にとっては、房総半島にいること自体が非日常でしたから、毎日刺激がたくさんで、例えば、海が見えるとか、波の音が聞こえるといっただけで刺激的なのです。

新潟に5年いました。
最初に行ったのが秋だったのですが、だんだんと冬が近づいてくる。
皆さん冬支度をして雪の季節に備える。
そして雪が降る。
毎日毎日雪が降る。

この生活も刺激的でしたね。
私にとっては非日常の連続です。
寒い季節、雪が降る地域。
これはもう文学の世界です。
冬の間、自然と上手に付き合って耐え忍ぶ生活。
あるいは雪を楽しむ生活。
東京生まれで東京育ちの人間にとって見たら、雪国は旅行で行く場所でしたから、今だから白状しますが、女性がみんな美しく見える。
川端康成の雪国の駒子か、渡辺淳一の阿寒に果つの純子か。
雪はすべてを美しく見せるのであります。

で、静岡ナウ。
まだ2年ですが、毎日が非日常です。

今日、こんなものをいただきました。
親指ほどの小さなものでしたが、ご当地ならではですね。

「わさび飯にしたらおいしいですよ。鰹節をかけて。」

ご丁寧に鰹節までつけていただいて、その鰹節はもちろん焼津産。

That’s 静岡ですよね。

でも、私は家では米を炊かないので帰りにスーパーに立ち寄ったら、こんなものを見つけました。

すごくないですか。
今の季節だけのようですが、ワンコインですよ。

で、先ほどのわさびをすり下ろしていただきました。
生の桜エビが口の中でチクチクします。
でも、命をいただいているのですからね。
このぐらいの反撃は甘んじて受け入れなければなりません。

19時半すぎているというのに空はまだ明るいし。

東京生まれで東京育ちの私にとって、今までの人生の中であり得なかった非日常体験を毎日体験させていただいているのです。

静岡、イイね。

東京へも大阪へも名古屋へも新幹線で1本だし。

移住を考えている皆さん、ぜひ静岡をご検討ください。
都会的生活を維持したまま、非日常が味わえます。