大阪出張

昨日の新聞だったか、京セラがJALに出資する話が出ていました。
「ほほぅ」
やっぱり経営者は同じ気持ちなのか。
でも稲盛さんより私の方が先ですよ。
鉄道DVDのパシナコーポレーション(パシナ倶楽部)がいすみ鉄道に100万円も払って、国吉駅のネーミングライツを買いましたから。
京セラとは額が全然違うけど、こちらは資本金300万円の有限会社ですから、負担感といったらかなりなものです。
でも、結局、自分自身がどこまで気持ちを注ぎ込むかということが大事なのです。
ということで、本日は機上の人となって大阪へトンボ帰りの日帰り出張。
JR東海にお金を払うなら稲盛さんの会社に払った方が良いですからね。
余談ですが、航空業界にいた人間としては旧日本ヘリコプターという会社はどうも好きになれません。
会社どうしでいろいろお付き合いをしているとわかりますが、自分の会社のことで精いっぱいで、大きな会社としての「度量」が問われることばかりありましたから、私はいつも無条件で稲森さんの会社に乗ります。

大阪出張の目的は「第3セクター鉄道協議会」の会議。
全国の3セク鉄道の社長さんや取締役の皆様が集まってナンダカンダと会議をします。
他業界出身の私としては何だか門外漢で「よくまあこんな古だぬきみたいな人たちがいっぱい集まったものだ。」と人間観察。
いすみ鉄道の取り組みを発表してくれ! ということで15分ほどお時間をいただいてお話しさせていただきましたが、鉄道屋の皆様のご参考になったかどうかは怪しいものです。
でもこちらは収穫ありましたよ。
去年は明知鉄道の社長さんに懐石列車のノウハウを聞いてパクらせてもらいましたが、今年は樽見鉄道の田中社長さんの爪のアカをいただいてきました。
昭和1ケタの田中社長さんは御年76歳。
67歳で自ら列車運転士の免許を取得したり、歌声列車を主催してアコーデオンを弾きながら接客したりと、ものすごいバイタリティー。
そのぐらいやらないと鉄道は残れないのですね。
すると横から、「キハ52買ったらエンジン両方使っちゃ駄目だよ。片方は予備に取っておかなければ。」とのアドバイス。
声の主は北越急行の大熊社長。
「俺は筋金入りの『鉄』だから何でも聞いてくれ。」と頼もしい限り。
会議はつまらないけれど、こういう情報交換ができるのが一番の収穫ですね。
それにしても皆様苦労されています。地域の鉄道を守るために。
地域の皆様、わかってますか?
***********************************
[:up:]大阪行きの飛行機といっても、上の写真を見て私が関空へ飛んだことがわかる方は航空マニアですね。
この大きなウイングレットはB737-800。伊丹はB777かB767ですからこのようなウイングレットは写りません。
帰りが伊丹からの最終便でしたので、同じ伊丹便では芸がないので行きは関空へ。久しぶりに阪和線に乗って大阪へ向かいました。
どちらかというとMD90や737などの小さな飛行機がお気に入りなのです。