高市早苗さんが総理大臣にご就任されました。
おめでとうございます。

日本という国は不思議なところで、政治政党の話や、神様を信じる話、そしてお金の話はタブーとされてきています。
私も、どれについても自分なりの考えはありますが、別に他人がどうのこうのとは思いませんし、政治だって人様の前でお話しできるほどの知識はありません。
ただ、日本の国のために頑張ろうと努力されている人は立派だと思いますし、頑張っている人は応援したいと思うのは、それは自分が全くそうだからかもしれません。
自分の故郷でも何でもないところのローカル鉄道にご縁をいただき、自分なりに一生懸命努力して、簡単に言えばプライベートの時間もないような滅私の生活を16年も送っている身としては、そう思うのです。
まして高市さんは自分と同い年。
彼女は早生まれなので昭和36年生まれですが、自分と同い年の人がこれからたぶん人生で一番大きな仕事をされるわけですから、まぁ、好き嫌いは別でしょうけど、私は頑張ってほしいと思います。
何しろ、65歳になってみるとわかることがいろいろあるわけでして、世間的にはすでにお払い箱のような年齢ですから、気力もだんだん萎えてきて、あとは第4コーナーを回ってゴールを目指すだけのような方々がこの年齢ですから、その同い年の方が、これから大きな仕事をされるのですから、私も頑張らなくてはと思うのです。
さて、報道を見ていると、「初の女性総理」とか言われていて、女性であることをどのマスコミも枕詞のようにつけていますけど、私には違和感があります。
なぜ、女性総理という言い方があって、男性総理という言い方がないのか?
男の私が言うのもなんですけど、男も女もないと思いますよ。
力のある人が選ばれる社会が必要でしょう。
総理の会見を見ていて、おっしゃってました。
「女性だとか男性だとかではなくて、機会平等であるべきだ。」
全くその通りで、力のある人が選ばれるべきだと思います。
でも、この国は男社会ですから女性が上に立つととことん叩かれますね。
伊東市長もそうだし前橋市長もそうですが、女性じゃなければ問題にされなかったように私は思います。
つまり、日本人のある一定層の中には女性というだけで「でしゃばるな」的な感情を抱く方々がいるのかもしれません。
政治家で言えば少し前までは若い人がターゲットでしたね。
30代とか40代の人が市長さんになったりすると、さんざん叩かれて引きずり降ろそうとする勢力が出てくる。
その理由の一つは若い人たちが政治に無関心だったから、高齢者による高齢者のための政治が当たり前に行われていたのでしょう。
でも、ここへ来て時代が大きく変わってきましたね。
良いとか悪いとかじゃなくて、若い人たちが関心を持って参加する時代が来ているような気がします。
うちの娘なんかも自分が親になって見て初めて気が付くことがたくさんあるのでしょう。
今まで投票になど行ったことがなかったのに、候補者のことを一生懸命調べて、弟にも「あんたちゃんと選挙行きなさいよ。」とのたまわっていますから。
ということで、私は別に自民党に期待するとか、維新に期待するとか、そういうことではなくて、自分と同い年の方が総理大臣になられて、これから大きな仕事をされていく決意を述べられている姿をテレビで拝見して、日本のために頑張っていただきたいと思うのです。
なぜなら私も同じ気持ちで、この国をローカル鉄道を大事にされている地域からよくしていこうと思っているからであります。
ところで皆さん、ガソリンの暫定税率廃止とか、消費税の減税とか言われていますが、田舎の役場の貴重な財源になっている税金もありますので、都会の感覚だけで「減税しろ!」というのではなくて、もう少し広い目で見てくださいね。
田舎の役場のお世話になっているローカル鉄道はいっぱいありますから。
じゃないと、あちらこちらで息の根止められてしまいそうで、ちょっと恐ろしい予感がします。
最近のコメント