琴平と私

高松から帰ってきました。

せっかく四国まで行ったのに、しかも桜が満開の季節なのに、昨日は丸一日お仕事で、ここは上越ですから、高松まで行くのに一日がかり。帰ってくるのに一日がかり。
だから、2泊3日でも正味1日ということで、讃岐うどんを2回食べて、ことでんに1回乗っただけで帰宅しました。

でも、私と香川県のご縁はなかなか深いものがあるのです。
それはMYドーリン。

北海道の釧網本線の茅沼駅が私の駅だということは皆様ご存じだと思いますが、その私の駅に私の動輪、すなわちMYドーリンが置いてあるのも多くの皆様方はご存じだと思います。
実はこのMYドーリンは四国で走っていた機関車のものなのです。


▲釧網本線茅沼駅のMYドーリン  フォトライターの矢野直美さんと

四国で最後まで活躍した機関車はC58形というのは皆様ご存じだと思いますが、釧網本線で最後まで活躍した機関車も同じC58形ということで、もうだいぶ前、20年以上前になると思いますが、四国の方からこの動輪をお譲りいただいて、北海道の釧路へ運んで私の駅に設置したのです。

でもって、その動輪はC58形88号機のものなのですが、もう一つ同じ機関車の動輪が置いてあるのが香川県の土讃線琴平駅前なのであります。

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上のリンクをクリックすると、見えますか?
JR琴平駅前の動輪が。

この動輪と私の動輪が同じ機関車C58-88号機のものなのであります。
C58というのですからC型機関車。すなわち動輪はもう1つあるはずなのですが、それはどこへ行ってしまったのか、今となってはわかりませんが、同じC58形が最後まで活躍していた四国の琴平と北海道の茅沼でそれぞれ1対ずつ保存されているのですから、ご縁があると思いませんか?

今回の旅では久しぶりの四国ということもあり、時間があったらことでんに乗って琴平へ行って、この動輪を見てきたかったんですけど、タイトスケジュールでかないませんでした。
でも、同じC58が秩父鉄道で活躍していますから、久しぶりにふらりと秩父鉄道へでも行ってみようかなあ、などと今夜は考えています。

四国でお世話になりました皆様、ありがとうございました。


そうそう、C58は千葉でも最後まで活躍したのです。(昭和44年、下総中山)
この機関車は85番。
3番違いですね。
おしかった・・・