飛行機は楽しい

先日、台湾へ行くのに久しぶりに国際線の飛行機に乗りました。

2019年の12月に「えちごトキめき鉄道に就任しましたので、引き続きよろしくお願いします。」とご挨拶に行ってから実に4年半ぶりの台湾で、4年半ぶりの国際線の飛行機でした。

皆様もそうかと思いますが、飛行機に乗る楽しみは機内食ではないでしょうか。
私はずっと業界人でしたから、機内食がどういうものかも知ってますし、しょせん前もって作っておいたものを機内で再加熱しているだけですから、たかが知れてます。
エコノミーは当然として、ビジネスだってファーストだって、提供の仕方が違うだけで大したものではありません。
1食当たりのコストだってわかってますから。

こういう裏側を知っていますから、まぁ、そんなもんなんですが、業界人が知ったかぶりをして、粋がって「んなもんは、大したことないよ」と言ってしまったら本も子もありませんよね。
楽しい旅が台無しになってしまいますから野暮というものです。
だから、偉そうなことは言いません。
それよりも、限られたコストの中で、あるいは限られた機内のスペースの中で、また、限られた時間の中で、どんなものがどうやって出されるか、興味があるのです。

そして、基本的には食いしん坊ですから、おいしくいただくことにしています。（どうしてもまずくて食べられないときは別ですが・・・）

はい、これが往路、羽田から台北松山空港への飛行機です。
メインは親子丼と言ってましたが、一種類のみでチョイスはありませんでした。
ケチャップのようなものがかかった親子丼って初めていただきましたが、エキセントリックな感じでした。（出されたから食べましたけど、自分からは選ばないかな）

帰路便はこちら。台北桃園から成田です。
鶏肉だったかな。
メニューカードがないのでよくわかりませんが、チョイスは無し。
アジア路線だと鶏肉が無難なのかもしれません。

短距離国際線のエコノミークラスで、温かいものが出るのはありがたいです。

以前の写真ですが、同じ台湾路線でもビジネスクラスになるとこうやって出されます。
上が和食、下が洋食です。
和食はしゃぶしゃぶ、洋食はヒレステーキでした。
こういうものって、加熱時間など難しいのですけど、頑張ってますよね。

こちらは北京路線のビジネスクラス。
10年も前ですが、洋食と和食です。
和食はうな重にお吸い物。
日本の会社だからできるのかもしれません。
食後にはコーヒーが陶器のカップで。
ビジネスやファーストは基本こういう形ですね。

チャイナエアラインの台北便のエコノミー。
ハーフトレイと言われる小さなお盆の上にホットミールからフルーツまでよくまとまっています。

LCCだって別オーダーすれば機内食は出ます。
エアアジアが飛んでいたころの成田－釜山便。
ホットミールとサンドイッチ。
LCCなのでトレイなどありませんが、試しに頼んでみたらおいしかったですよ。

これはデルタ航空のグアム・サイパン便。
3時間のフライトですが、ビジネスだとこんな感じです。
おいしかったですよ。

アメリカン航空のビジネスクラス。
ロサンゼルス便。
スターター、メイン、デザートです。
メインは私は魚、隣の息子はヒレステーキの照り焼きソース。
そしてデザートです。
長距離便のビジネスクラス、ファーストクラスだと、こうして前菜、メイン、デザートが分けてサービスされます。
こうしてお皿を取り換えで出されるのが丁寧なサービスと言われています。
日系の航空会社ではビジネスでもワントレーでボンと出されるところがありましたが、あのサービスはいただけませんでしたね。
最近はどうなっているのか、乗ってないからわかりませんが。