観光急行の状況について

今日は台湾で大きな地震がありました。

今回震源となった花蓮というところはもともと地震が多い場所で、数年前にもビルが倒壊するほどの地震が何度かありました。
花蓮は観光地としてはとても良いところで、私も、そうですね、もう20回ぐらい行っていますから、どの程度被害が出ているのかとても心配です。

さて、先日のぶら鳥でご案内しました検査工事中の観光急行の車両ですが、昨日の状況をお知らせいたします。

扇形庫の中ではクハ455がトイレの改良工事中です。
昨年のクラウドファンディングでは、皆様方からたくさんのご支援をいただきましたので、その資金の一部を使わせていただいて洋式化工事を行っています。
昭和の時代の貴重な車両ではありますが、古民家再生などでもそうなんですが、水周りだけは新しくするというのが観光の常識となっています。
百年前の古民家といっても、トイレが汲み取り式では観光資源にならないのと同様に、「朝から夕まで」とか「朝から朝まで」など、昭和の国鉄時代の長距離急行の旅を体験できる列車とは言っても、長時間乗るのであればトイレは大事ですからね。

大変難しい作業のようですが、皆様方に快適な急行列車の旅になるように、頑張って作業をしていただいています。

こちらは検修庫で全般検査中のモハ412とクモハ413。
車内の座席は国鉄時代の青に変更しました。
JR西日本時代からのオレンジ色も良かったのですが、たいへん汚れていて、多くの座席で擦り切れていたりする状態でした。
最近では特に女性のお客様が多くなってきて、列車の中でお弁当などをお召し上がる機会も多く、そういう時に擦り切れたような年季が入っている座席では嫌がられてしまいます。
そういう理由で、青モケットに変更させていただきました。

ということで、観光急行は4月27日の運転再開です。

そして、「朝から夕まで455」「釜めしコース」「スイーツコース」は本日よりご予約受付開始しております。

▼お申込みはこちらから
https://reservation.echigo-tokimeki.co.jp/reserve/resort

現時点ではまだ空席がございますが、限定8ボックスとなりますので、ご希望の方はどうぞお早めにお申し込みください。

皆様方のご乗車をお待ちいたしております。

それにしても、この並びは萌えるなあ・・・

昨日は海里も来てましたよ。