交直両用電車 4両体制

本日、石川県のJR松任工場で4両目の車両となるクハ455-701を受領いたしました。

これでトキめき鉄道の観光用列車は4両となります。

現在、先に受け取りました3両は塗装作業中です。

413系電車は国鉄の末期に輸送力改善用としてそれまで使われていた455系・475系と呼ばれる急行用電車を改造してつくられた形式で、トキめき鉄道に導入する3両は昭和37年製の車両の走行装置を利用して、ボディーを昭和62年に新造して作られたものですが、4両目となるクハ455-701は製造当初からの車体に運転台を取り付ける改造工事を行ってJRに引き渡された車両ですから、当時の貴重な国鉄急行列車の雰囲気が残されている車両です。

トキめき鉄道では最初に受領した3両のうちの1両、クハ412-6をこのクハ455-701に取り換えた3両編成で土休日を中心に観光列車として運転し、取り換えたクハ412は直江津駅構内にオープンするD51レールパークに展示する予定です。

また、本日受領したクハ455に合わせて、往年の国鉄交直両用急行列車を再現するべく、現在、松任工場で当時の塗装に塗り替えています。

作業が順調に進めば、この4両が直江津に到着するのは4月上旬から中旬にかけて。
現在のところ運転開始は5月中を予定しています。
詳細が決まりましたらまたお知らせいたします。