とんでもない元日

皆様、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨日の夜行列車から一夜明けて、元日から営業の二本木駅のさとまるーむにご挨拶をして、直江津駅へ向かいました。

急行3~4号で市振を一往復しようと思ったのです。

直江津駅についてホームの様子を見ると、新潟から到着した特急「しらゆき」から7~8人が急行3号に乗り継ぎました。
次に越後湯沢方面からの北越急行の列車からも5~6人が急行3号に乗り継ぎました。

どちらも鉄道ファンではなく、一般のお客様です。

「へぇ、乗り継ぎ列車としてきちんと利用していただいているんだ。」

そんな印象を受けました。

今日のアテンダントの吾郎ちゃんに聞くと、急行1~2号も50名様以上乗ってたとのこと。

「元日から今年は幸先が良いな。」

お客様が少なければ乗って行こうと思いましたが、これだけ多くいらっしゃれば大丈夫かな。

そんなことを思いました。
そして、乗ろうと思っていた急行3号には乗らず、直江津駅で見送りました。


今日は413側にも「元旦」のヘッドマークが。


千葉県八千代市から来た若者。乗って行ったけど、大丈夫かな。

そして、私は明日の二本木駅での居酒屋の準備のために買い物をして、高田の自宅に帰りました。
仕込みです。

その仕込みの最中に地震が来ました。

その後の状況はYAHOOニュースに記した通りです。

【YAHOOニュース】能登地方の地震によるえちごトキめき鉄道の状況

こうやってきちんと情報を出しておかないと、憶測記事などが出されてしまいますし、問い合わせもひっきりなしにやってきてかかりっきりになりますから、私は大事だと考えています。

ということで、頸城トンネル内で停止していた1641Dですが、20時過ぎには名立駅に入りました。
ただし、そこで運転打ち切りです。

ディーゼルカーの燃料がたっぷりあるようですから、そのまま列車ホテルになる予定です。
または、近くの公民館が避難所になっているようですから、そこまでご案内することになります。
ただし、食料が不安なので、能生にいる齋藤運輸部長が近隣のスーパー、コンビニをいくつか回って駅に届けます。

北陸自動車道は動きませんし、海岸線を走る国道8号線が名立-谷浜間で土砂崩れが発生して通行止めなので、名立から直江津方面は分断されていて往来ができません。


上越タイムスさんの写真です。
https://j-times.jp/sokuho/47014?fbclid=IwAR2PH6-5BUtV6PNlKRnY337YpL-NAVJT5LzkUGFvOKqSJ6gh-wDn5vAJYs8

かなり大きな土砂崩れですから、簡単には復旧できなさそうに見えます。

トキめき鉄道の運転再開についてもまだ未定です。

順序としてはまず津波警報が解除されること。
その後、線路の点検を行いますが、暗い時間帯ではダメなので、明日朝8時過ぎから線路点検を開始する予定です。

全線点検するまでは4~5時間はかかります。
このため、今の時点で申しあげられるとすれば、早くても明日の午後の運転開始となるということです。
ただし、それは、線路点検の結果、線路に異常がないことが確認された場合です。

線路に異常があれば、この限りではありません。

特にひすいラインは地滑り地帯で、それを避けるために長いトンネルがありますので、トンネルの点検には時間がかかりそうです。
幸い貨物列車は正月は運休中ですから、国家の輸送にはまだ影響は出ないと思われます。

とりあえず本日の状況です。

私は地震でエレベーターが止まったマンションの11階の部屋に帰りつきました。
明日は朝から対策会議が開かれます。

なかなか厳しい正月になりましたが、雪がないことが幸いです。
もしたくさんの積雪があったら、古い家はみんな倒壊していたでしょうし、列車からの避難も簡単にはできなかったでしょうから。

私は物事は良い方に考えようと思います。

ということで、そろそろ寝るかな。
でも、寝られるかな。

昨日も今日も、プハ~はやめております。