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城端・氷見線…あいの風とやま鉄道が『将来的に引き継ぐことに条件付きで合意』

JR城端線・氷見線の今後の事業主体をめぐり、あいの風とやま鉄道は、将来的に引き継ぐことに条件付きで合意しました。

6日開かれた知事と沿線4市の市長、JR西日本が参加する城端線・氷見線の再構築検討会で、あいの風とやま鉄道の日吉敏幸社長が明らかにしました。

*あいの風とやま鉄道 日吉敏幸社長

「将来的に当社が城端・氷見線の運営を引き継いで現在の路線と一体的に運営することになれば、県西部における交通ネットワークが強化されるし、鉄道の運営の面でも効率化を図ることができる。新しい第3セクターをつくるよりも合理的であろうと思う」
日吉社長は、7月に開かれた前回の会合で、沿線の市長から「今後の事業主体の候補として話し合いに加わってほしい」との意見が出たのを受けて6日の会合に参加しました。

そして、席上、いまの路線と一体的なダイヤ調整ができるなどのメリットをあげ、城端線・氷見線を将来的に引き継ぐことに理解を示しました。

また引き継ぐ際の条件として、経営に支障が出ないよう自治体が城端線・氷見線の赤字補てんをすることや、JRが経営移管前にレールやまくら木などの再整備を行うことなどを提示しました。

*あいの風とやま鉄道 日吉敏幸社長

「公共交通は、赤字でもやりなさいという世界では既にない。地元がしっかりと応援する形で投資するつもりで地元が出していく発想が必要」

これらの条件について沿線の市長は理解を示し、JR西日本の担当者は「どれだけ汗をかけるかしっかりと検討していく」と述べました。

城端線・氷見線は乗客数の減少が続き、最新の2021年度ではJRの収支率などの公表ラインはわずかに上回っていたものの、赤字が確実視されていて、2020年から今後の交通体系の検討が進められてきました。

次回の会合は1カ月後をめどに開かれる予定で、将来的な事業主体について一定の結論を出すとともに、利便性向上策について話し合い、年内の再構築実施計画の作成を目指すということです。

https://www.fnn.jp/articles/-/582415

日吉社長、カッコいいですね。

新潟県もいろいろ教えてもらわないと。