東北出張

今日は仙台にある東北運輸局を訪問しました。

6月に只見線を走った雪月花の運行でいろいろお世話になりましたので、御礼とご挨拶です。

私は福島県の只見線利活用会議の委員を拝命しておりましたので、只見線を上手に使って何とか地域を盛り上げたいと考えていますが、実はその会議には当然東北運輸局の皆様も入っていまして、つまり、目指す方向性は同じだと考えています。

「雪月花を只見線で走らせる!」と去年の秋の会議で私が発言した時にも、その席上に運輸局の方もいらっしゃいましたので、今回の只見線での雪月花の運行は、トキめき鉄道ではなくて、実は国と福島県と地元とJRが一体となって実現したものなのであります。

その国と福島県と地元とJRとが一体となって実現した只見線での雪月花の運行ですが、雪月花がお役に立つことができた。つまり新潟県が県をまたいでお役に立つことができたと私は考えています。
だから、新潟県の会社として大きな功績になったのではないかと思うのです。

ということで、いろいろと大変お世話になりましたので、今日は東北運輸局を訪問させていただきまして、御礼のご挨拶をいたしました。

いやいや、本当にありがとうございました。

只見線の活性化はもちろんですが、沿線にあれだけの人がやってきて、事故もなく、列車も定時運行ができたということは、沿線の町役場の皆様方が横のつながりでしっかりと協力し合って盛り上げてくれた賜物ですから、本当は沿線を全部回って御礼をしたいところですが、それはまた別の機会にということで、本当にありがとうございました。

そのように御礼を申し上げたのですが、その席上で部長さんから「トキ鉄さん、ぜひ来年も雪月花を只見線で走らせていただけませんでしょうか。」と言われました。
沿線の町長さんたちからも、「ぜひ来年も」という声が出ているらしく、「お願いしたい。」というご要望をいただきました。

「来年だけじゃなくて、恒例にしていただきたいですよね。」

そんなお声もあるようですので、私としましても、「それでは前向きに検討させていただきます。」とお答えをさせていただきました。

事情通の皆様方からは「実はJRは協力的じゃなかったんでしょ?」なんて言われる方もいらっしゃいますが、この場でひと言申し上げさせていただくとすれば、大変協力的でした。

何しろ新潟と東北にまたがる支社跨ぎに臨時列車を走らせるのですから、JR側が協力的でなければ実現するはずがありません。
まして今まで走ったことがない路線に第3セクターの車両を入れるのですからね。
協力的じゃなければ実現するはずがないじゃないですか。

運行当日、「今回はお手配をいただきまして本当にありがとうございました。」と申し上げると、逆にJR幹部の方々から直々に感謝されました。

ということで、皆様方のご期待に沿えるように、雪月花が来年も只見線を走ることができますように頑張りたいと思います。

訪問させていただいたのは運輸局だけでしたが、その他関係者の皆様方、この場で恐縮ですが、まとめて御礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。