結婚しようよ

昨日の事故の現場検証等で今日は関係者の皆様方にご尽力いただきましてありがとうございました。

そしてお疲れさまでした。

会社としての再発防止策の方向性も出ましたので、今夜は気分を変えさせていただきたいと思います。

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ということで、今日は明るい話題。

ロン毛で帰国したお兄さんのお話しです。

皆さんいろいろおっしゃってますが、私は「カッコイイなあ」と思って帰国のニュースを見てました。

3年ぶりに帰って来たんですよ。
結婚するために。
長い間異国で一生懸命勉強して、目標を達成して、約束通り花嫁さんを迎えに来た。

カッコイイですよ。

人間というのはだいたい自分がしてきたことは忘れてしまうものですから、若いころ出鱈目やってても40年も50年も経てば若い人たちに向かって偉そうに説教を垂れたりする。
「何だあいつらは。」なんて言ったりもする。

でも、どうなんでしょうね。
自分はそんなに立派だったんでしょうかね。

40年前、50年前に、公園で大声で騒いだり道端に座り込んだり、タバコをポイ捨てしたりしていたでしょう。

今、60とか70とか、おじさんを通り越してお爺さんになっている人たちって、棒持って警察と喧嘩したり、駅前で車座になって酒飲んで騒いだり、そこらへんで野宿したり、皆さんそうでしたよね。

その時、こんな歌を歌ってませんでしたか?

吉田拓郎 結婚しようよ

今からちょうど50年前の歌です。
当時20だった人も70です。
手を叩いて、街中で大声で歌ってたでしょ。

僕の髪が 肩まで伸びて
君と同じに なったら
約束通り 町の教会で
結婚しようよ

もうすぐ春が ペンキを肩に
お花畑の中を 散歩に来るよ

そしたら君は 窓を開けて
エクボを見せる 僕のために
僕は君を さらいにくるよ
結婚しようよ

そして彼は髪を伸ばし、ニューヨークから3年ぶりに彼女をさらいにやってきたんです。

カッコよすぎるぜ!

と、私は思います。

おじさん、おばさん、お爺さん、お婆さんたち、祝福してあげましょうよ。
若い彼が精いっぱい背伸びして、3年ぶりに日本にやって来て、今、花嫁さんを迎えに来るなんて、素敵なお話しじゃないですか。
私はそんな二人に最大限の祝福と声援を送りたいと思います。

もう髪が伸びないとか、伸びる髪がないとか、
確かにそうだけど、50年前を思い出して、これからの人たちを応援しましょう。

それが私たちの務めだと思いますよ。

私以外は一応モザ掛けとく。
モザなしは私ですよ。
18歳だぜ!