やっぱ刺身は長野ですね。

しなの鉄道さんに新型電車が走り始めましたので、昨日午後からちょっと乗せてもらいに行きました。
しなの鉄道さん、おめでとうございます。
いやいや、素晴らしい電車です。
うらやましいですね。
トキ鉄は127系電車をあと20年使いますので、新車は当分ありませんのでご了承ください。

さて、長野駅に降り立って帰りの新幹線までの短い時間に私が直行したのは駅の中のスーパーマーケット。

実はここ、なかなか良い魚が揃っているんです。

どうです?

なかなか良い魚でしょう。

もちろんお値段とのバランス。
つまりValue for Moneyが大事ですからね。
このお値段で、このお魚はなかなか大したもんだと思います。

やっぱり刺身は長野なんだろうなあ。(笑)

もちろん信州サーモンなどの地元のものもありますが、長野の魚はたいていは新潟産。

新潟に住んでいる人間が長野へ行って魚を買う。

ふつうなら考えられないと思いますが、でも、私は子供のころから勝浦のおばあちゃん家で新鮮な刺身を食べて育っていて、父親も魚にはうるさく、親戚には漁師も魚屋もいましたから魚を見る目は持っていると思います。
まして、千葉に長く住んでいるとマグロやカツオなども冷凍ものはめったに買いませんし、1尾丸ごと買う時は魚の目を見て買いますから、そういう自分が長野で刺身を買うのは自分でも不思議です。

でも、昨日だけじゃなく、以前から長野へ来るとこのお店をのぞいて、ホテルの部屋で食べるオカズを買ったりしていましたので、今回もわずかな滞在時間でこのお店を目指したのです。

行きに1時間半かけて乗り継いで行った長野ですが、帰りは新幹線で19分。
魚を買ったのでサッサと帰って来て、おうちで美味しくいただきました。

おいしかったなあ。

ビールをプハ~!

その瞬間に気がつきました。

なぜ魚は長野なのか!

その理由は県庁所在地だからです。

やっぱり、県庁所在地は違います。

良いものがたくさん集まってくるのが県庁所在地。

例えば、青森県の大間のマグロは地元では食べられませんよね。
みんな東京へ行っちゃいますから。

それと同じようなことがあるのでしょう。

やっぱり県庁所在地なんです。

私は上越市に住んでいますが、県庁所在地の新潟市までは片道2時間。
長野なら新幹線で20分弱。
長野が最寄りの県庁所在地で、そこに上等な物が集まるのですから、県庁に用事でもない限りは別に新潟市へ行く必要もないのです。

長野の人は直江津の海を「長野の海」と言いますが、その長野の海で獲れたおいしい魚が集まってくる県庁所在地は、やっぱりすごいなあと思うのです。

まぁ、並行在来線という鉄道会社として致命的な欠陥があるのがトキ鉄で、その致命的な欠陥というのが「県庁所在地を通らない」ということでありますから、県庁所在地を通る鉄道会社はうらやましいのであります。

でも、住むんなら新潟県が良いですけどね。

ということで、本日は「やっぱり魚は長野だよ。」というお話でした。

また長野へ行ったら刺身を買って帰りましょうかね。