こういう時期ですから、ゆっくりご自宅でDVDでもいかがですか?

何だかどこへも旅行がしずらい雰囲気になってきましたね。

海外はもちろんですが、国内旅行も気が引けそうです。
電車に乗って遠くへ行きたい。
でも・・・

そういう方にお勧めなのが私が撮影した列車ビデオ。

パシナ倶楽部の前面展望DVDシリーズはいかかでしょうか。

というのも、私も家の中で引っ張り出してじっと見ているんですが、自分で言うのもなんですが、面白い。

何しろ30年近く(実際には28年)列車の運転席にカメラを据え付けて前面展望を撮影してきていますから、すでに引退した列車ばかりですし、中には線路が無くなってしまったところもありますが、映像の中ではそういう列車やそういう路線が、今でもちゃんと走っているのですから。

たとえばこの列車。
特急「つばめ3号」(博多発西鹿児島行)
今は九州新幹線ができましたので、博多から鹿児島中央まであっという間に到着しますが、この映像を撮影した1999年の時点では4時間近くかかっていたんです。
ということで、このDVDでもたっぷり4時間収録しております。
もちろん、私が4時間運転席に乗り込んで、途中でテープやバッテリーを交換しながら自分で撮りました。

終着駅の鹿児島中央は当時は西鹿児島と呼ばれていたのも懐かしいです。

鹿児島からは日豊本線に乗り換えて宮崎へ向かいます。

乗車する列車は
特急「きりしま10号」鹿児島中央発宮崎行

つばめ3号は1999年の撮影でしたが、この「きりしま10号」は485系の最後の活躍を収録しようと2008年10月に撮影しました。それも鹿児島発の上り列車は先頭車がクモハ485という特殊な車両で、前面展望の風景と一緒にこの形式特有のモーター音も入っていますから、霧島越えなどの連続勾配区間もバッチリです。

宮崎からは、
特急「にちりん6号」パート1(宮崎-延岡)
特急「にちりん6号」パート2(延岡-別府)

2008年10月17日に「きりしま10号」で宮崎に到着して、その晩は宮崎に泊まりました。
思い起こせばこの晩に撮影に立ち会っていただいたJR九州の担当の方と宮崎で一杯飲んだのですが、その時に私は芋焼酎というものをいただきまして、「うまい!」と思ったのです。
それまでの私は芋焼酎には縁がなかったのですが、この時がお付き合いの始まりだったと思います。

そして翌10月18日。
宮崎から別府に向かう特急「にちりん6号」に乗車して、パート1、パート2と2タイトルに渡る3時間の旅。
鹿児島中央から宮崎乗り換えで5時間以上も485の走行を記録したのであります。
それもクモハで、です。

どうです。価値あるでしょう。
「にちりん6号」ではパート1の宮崎-延岡間は特急列車としての高速運転を。パート2では宗太郎越えと呼ばれる山越えの連続力行を485で走り切ります。


こんな電車はいかがでしょうか?

これは 名古屋市営地下鉄の東山線。

1999年の撮影ですが、当時最後の活躍をしていた300形という黄色い電車で撮影した映像です。
地下鉄のトンネルの中なんて面白くないという人もいると思いますが、ところがどっこい。なかなかどうして、地下鉄のトンネルには景色があるのです。
当時、この電車は非冷房車でしたので、朝夕のラッシュ時に応援に入るだけの運用で、日中時間帯は車庫で寝ている状態でした。
私が撮影したのは高畑を7:30に出て藤が丘を往復する行路。
一社を過ぎて地上に出て、藤が丘では折り返し線に引き上げて今度は高畑行に。
折り返し線に入るシーンなど、お客様としては体験できませんが、面白いのは高畑へ戻って車庫へ入るシーン。
列車が到着してお客様を降ろすと、一旦前進して引き上げ線に入ります。
そこで何本か折り返し電車を交わしたのち、ホームを通って回送列車の専用線路を通って地上の車庫へ入るまで、ずっとカメラをまわしています。
この300形電車は昭和の名残の電車ですから、ブレーキのシューという音なども懐かしいですね。
廃車から20年が経過していますので、多分30歳以上の人じゃないとわからないと思いますが、知っている人には懐かしい映像です。
この電車の映像をちゃんと撮っていたのです。

こちらは同じ名古屋市営地下鉄の桜通線

自動制御で運転している路線ですが、冒頭に特典映像として約30分間回送電車の映像が入っています。
桜通線は車両の検査を鶴舞線の赤池にある車両基地で行っていて、週に一度、夜間に検査のための回送列車が走ります。
鶴舞線と桜通線には丸の内付近に連絡用の秘密の通路のような回送列車専用線があって、その区間を通過する前面展望という大変貴重な映像です。
何度もスイッチバックしながら鶴舞線から桜通線に入るシーンは貴重ですよ。
もちろん回送電車ですから地下鉄線内の駅を通過。
急行列車の気分です。
そして、終点の中村区役所まで戻ってくると、そのまま線路の奥まで進んで、中村区役所の駅の奥の奥にある車両基地までソロリソロリと入っていきます。
地下にある車両基地はこういう風になっているんですね。
名古屋市交通局の皆様方が「どうせ撮るんなら、こういうシーンが良いよ」と教えてくれてその通りに撮影させていただいた貴重な映像です。

ということで、私が主宰するパシナ倶楽部には20年以上にわたって撮りためた貴重な映像がたくさんあります。

詳しくは パシナ倶楽部のホームページ をご覧ください。

キハ58系や165系、485系をはじめとしてすでに過去の列車となった往年の名列車や廃止された路線がたくさん収録されています。

もちろん、ご購入いただければ嬉しいですが、買わなくても1つ1つの作品の解説をお読みいただくだけでも、同じ時代を過ごされた方でしたら懐かしさがこみあげてくるはずです。

外出もままならないこんな時期ですから、パシナ倶楽部のホームページをご覧いただいて、どうぞ旅気分を味わってみてください。

別に買えって言ってるわけじゃありませんので、そこん所を誤解の無いように。

でも、買ってくれたらうれしいなあ。
通販でお届けですから、今のような時期にはピッタリの商品というのは間違いありません。

※20年も昔の画像ですから、4Kとかに比べると画質は悪いです。
貴重な映像というものはそういうものだとご理解ください。