SL(C57) 復活運転

今日は1日休みをいただいて、台湾国鉄で復活したCT273が地元のお祭りに合わせて台東県で運転される日ということで、出かけてきました。
運転されたのは台湾国鉄の玉里―台東間。
台湾をちょうど同じぐらいの大きさの九州に例えると、玉里―台東間は延岡―宮崎間という位置になります。

[:up:] 玉里駅で発車を待つCT273。
こうしてみるとC57そのものです。
戦前に新製と同時に台湾に運ばれた20数両のうちの1台です。
ナンバープレートの数字を見なければわかりませんね。


[:up:] 撮影地ではたくさんの鉄道ファンが待ち構えています。
10数年前までは鉄道の写真を撮影することは禁止されていて、鉄橋、駅、機関庫などでカメラを持っているだけで警察に連れて行かれた国とは思えないほど、鉄道趣味が急速に発達しています。
鉄道に対する愛着は昔からあったんだということですね。


[:up:] そこへ記念列車がやってきました。
後ろに従える客車も昔ながらの車両のカラーリングで、本格的です。


最近の蒸気機関車は煙が期待できませんが、それでもドラフト音を響かせて目の前を通り過ぎていく汽車は良いものです。
まったく日本にいるのと違和感がないのが不思議な感じですが、今日は台湾の鉄道ファンの皆様方と一緒になって、沿線各所でカメラを構えて汽車を追いかけた一日でした。
お誘いいただきましたK先生、お世話いただきましてありがとうございました。
明日は日本へ帰ります。
台風の接近で各地で大雨が予想されています。
皆様どうぞお気を付けください。