台湾の列車事故の関係で、台北駅で予定されていました弁当節と呼ばれる駅弁まつりが中止になりました。
姉妹鉄道締結をしている日本の鉄道会社10数社が出店を予定していましたが、中止になって大変だったのではないでしょうか。
なにしろ駅弁を出展するということは、材料の手配や弁当箱、掛け紙を持ち込まなければなりませんし、現地手配できない材料なども日本から運ばなければなりません。業務用ですから台湾当局の輸入の手配もありますから相当前から準備しているはずですし。
そう考えたら、各社とも大変だったんだろうなあと思います。
大手は良いとして、小さな会社は特に大変でしょう。
で、道南いさり火さんはどうしたのかな。
「いかめし」出展で準備していたはずだけど。
台湾国鉄の本社に行ったときに聞いてみたんですよ。
そうしたら弁当節で販売する予定だった大量の「いかめし」は、すでに台湾に到着していて、通関も終わって輸入された状態になっている。でも、販売できないし、日本に送り返すにもコストがかかる。そこで、道南いさり火鉄道としては、事故の復旧で台湾国鉄の職員の皆様方が徹夜の作業をするなど大変なご苦労をされているので、どうぞ皆さんで召し上がってくださいって言って、そのまま台鉄局に差し上げたそうです。
台鉄局に運び込まれた「いかめし」。
現場で作業している職員の皆様方に配られた様子。(台鉄局幹部のFacebookページから)
苦肉の策とはいえ、道南いさり火さん、ずいぶん粋なことをしたと思います。
でも、このニュース、日本国内では一切報道されていませんね。
まるで誰かが報道管制を敷いたように。
私が道南いさり火鉄道の社長だったら、報道してもらいますけど。
大きな事故があったとはいえ、姉妹鉄道という会社と会社ではありますが、国と国との友好でもありますから、こういう時にお互いを思いやって、できることをやるべきだと私は考えます。
まあ、大人の事情とか忖度とか、いろいろあるかもしれませんが、そういうことを超越しているのが私のブログですし、ましていい話ですからね。「いかめし」を有効活用されたことを皆さんに知っていただきたいということで本日勝手に書いてみました。
閑話休題
さてさて、いすみ鉄道の特製駅弁のお話です。
今度の10・11日と17・18日に行われる「房総準急運転開始60周年記念ヘッドマーク祭り」ですが、その時に販売される特製駅弁のサンプルの写真が届きました。
▲これです。
10・11日の2日間に発売される「房総弁当」 1000円です。
掛け紙はこちら。
今度の土日だけの特製弁当です。
完全予約制。
①「房総準急運転開始60周年記念 房総弁当」
発売日:11月10日、11日(土・日)10時より14時まで(一般販売分は無くなり次第終了)
価格:1000円…
発売箇所:大原駅・かさや食堂(いすみ市行川)
予約締切:11月8日(木)17:00まで
予約先:かさや食堂
内容コンセプト:豚丼とおかずのボリューム弁当
・ご予約⽅法
かさや⾷堂にて電話予約受付を開始しております。
電話番号 0470-86-3535 受付営業時間:8:00〜17:00 ⽕曜定休
ご予約の際、お受取箇所の指定(⼤原駅⼜はかさや⾷堂)並びに引き取り時刻
のご指定をお願いします。(かさや⾷堂:いすみ市⾏川924-1)
かさや⾷堂ホームページ:http://kasaya-isumi.com/
予約特典:弁当掛け紙を使⽤品のほか、1枚プレゼント
弁当掛け紙を1枚プレゼントとは憎いですね。
ご希望のお客様はお早めにご予約ください。
第2週目17・18日は松屋旅館の特別たこ飯弁当(1200円)になります。
こちらは別途ご案内させていただきます。
皆様どうぞご期待ください。
駅弁はみんなを幸せにするのです。
「かさや食堂」と「かさや・堂」って…、打ち込み間違いかな!?燃料切れで手元が狂ったのかな。大丈夫?