今日は朝から国吉駅でお客様のお相手をしていました。
団長たちとこんな写真を撮っていたんですが、思い出したことがあったんです。
この場所なんですけどね、実はこんな写真があるんです。
1956年、昭和31年の国吉駅です。
鉄道趣味の大先輩のMさんという方が、「こんな写真がありますよ。」といつだったか見せてくれたんです。
写っている車両は国鉄の元祖レールバス。
当時から閑散線区として考えられていた木原線に、国鉄がこんな小さな車両を投入していたんですね。
62年前です。
おそらく大多喜方面への下りホームの位置が同じだと考えると、この場所はこんなアングルだろうなあと思って撮った写真がこれです。
この赤枠の部分が、ちょうど上の白黒写真のレールバスが留まっていた当たりなんだろうなあ。
と、まあ、そんなことを考えてみたりすると、これってすごいことなんだろうなあ、なんて思って見たりするのです。
62年の歳月が、確かに存在するんですね。
こういうことが、観光資源になるってことは、昔に撮影した写真があればこそ。
ということは、すべてにおいて先人がいっるってことなんですよね。
本当に頭が下がる思いです。
Mさん、ありがとうございました。
おギャーと生まれた赤ん坊が定年を迎える歳月には、やはりそれなりの重みというものがあるのです。
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