本日も長野県です。

このところ長野県の話が続きますが、本日も長野県です。

 

と言っても、私は大多喜でしたが、本日は長野県からお客様がお見えになられました。

 

長野県の南信地方、飯田市、伊那市、駒ケ根市の「伊那谷三市議会連絡協議会」の皆様方で、飯田線をどうやったら活性化して、地域の皆様方や観光客の方々にご利用いただけるかということで、いすみ鉄道に視察にお見えになられました。

 

 

それぞれの市議会の議長さんと副議長さんです。

 

飯田線はJRですから、いすみ鉄道のような第3セクターの鉄道とは性質が異なりますので、一概にいすみ鉄道での取り組みが参考になるかどうかはわかりませんが、JR沿線と第3セクター鉄道沿線の一番大きな違いは、住民が鉄道にどう関わっているかということだと思います。

国鉄の赤字路線を地元が引き継いで一生懸命やってきた第3セクター鉄道では、地域住民や行政が積極的に鉄道に関わっていて、駅の掃除はもちろんのこと、上下分離の下の部分に多額の補助金も付けてくれていますので、そういうところがJR沿線とは違うと思いますよ、などというお話をさせていただきました。

 

 

皆様方には実際に列車にご乗車いただいて、この総元駅も見ていただきましたが、もう何年も前になりますが、この総元駅は駅を守る地域の皆さんが、自分たちで、勝手に、駅舎にペンキを塗ってくれたところです。

いすみ鉄道でムーミン列車を走らせた始めたので、この駅をムーミンハウス風にしました、って、剥げていたペンキを地域の人たちが塗り替えてくれたんです。

当時、私はまだ就任したばかりでしたが、地域の代表の方が、「駅舎のペンキ塗りかえておきましたよ。」って事後報告に来られた時はビックリしました。でも、いすみ鉄道沿線はそういう地域なんです。

 

先日は北海道の宗谷本線沿線の名寄市の市議会議員の皆様方が視察にいらっしゃいましたので、私はいつも同じ話をさせていただくのですが、他人事ではなくて、鉄道をもっと身近に感じて、大切に思っていただきたいんです。

何かしらできることはあるはずですからね。

 

本日お越しいただきました長野県の皆様。

先日お越しいただきました名寄市議会の皆様。

遠いところをお越しいただきましてありがとうございました。

 

伊那谷も名寄も、素晴らしいところですね。

 

お互いにがんばりましょう。