今日の城見が丘駅

今日は城見が丘駅に大多喜高校の生徒会の皆さんがやってきました。

 

「パンジーを植えに来ました。」

 

 

 

4月から新学年が始まって、生徒会の皆様も進級して上級生になりました。

みんな先輩方からの伝統を受け継いで、いすみ鉄道の美化活動を定期的に行ってくれています。

考えてみれば、第3セクター鉄道というのは、国鉄がJRになる時に国から「バスにしなさい。」と言われた鉄道を、地元の人たちが「自分たちでやるんだ。」と廃止にしないで残した鉄道なんです。

だから、沿線の大人たちは、みんな鉄道を残すために努力してきていて、この生徒さんたちはそういう地域で生を受け、そういう家庭で育ってきたんです。だから、率先して鉄道を守り育てる活動をしてくれているんですね。

 

今でこそ、廃止という議論はほとんど聞かれなくなりましたので、私は彼らに自己実現をする場として、いすみ鉄道を考えてもらいたいと思っています。

いすみ鉄道の行先表示板についているJKキャラの行先表示板も、彼らの意見で、彼らが企画して実現したものなんです。

 

カンブリア宮殿の取材を受ける生徒会の皆さんです。

彼らはすでに卒業し、大学生になったり社会で活躍したり、それぞれの道を進んでいます。

自分たちで企画して、形にしたものを、実際の列車が取り付けて走っているというのは、きっと、彼らの人生の中で役に立つのではないでしょうか。

 

 

ということで、城見が丘の駅でインターネット新聞の「外房経済新聞」の取材を受ける彼らです。

 

外房経済新聞は「みんなの経済新聞」の一つとしてまもなく誕生します。

 

さて、今度の30日に国吉駅で開催される「春のいすみ鉄道まつり」に彼らも参加してくれます。

いろいろお手伝いをしてくれるとのこと。

別れ際に、

「団長、30日行きますから、よろしくお願いします。」と言われました。

 

「俺、団長じゃないし・・・」

 

「あっ、間違えちゃった。後姿似てるし・・・」

 

まあいいか。同じようなもんだから。

 

今日も一日ありがとうございました。